家を新築するとき「もう、この先趣味が変わることはないだろうから」と、その時の好みで内装を決められたらいいのですが、「流行や好みもかわるかもしれない」と、無難なものを選んでしまいますよね。私も、LDKをはじめ、廊下や階段、各個室の内装は、飽きの来ない、無難なオフホワイトに統一しました。フローリングも明るいライトオークで。狭い家が少しでも広く見えるようにと思ってのことです。
でも、本当は、カラフルで大胆な柄の壁紙とか、使ってみたいんだけどな…。
そんな気持ちから、家の中で二か所だけ、ちょっと内装を思い切ってみました。
まずは、トイレの壁紙。それほどカラフルにはしませんでしたが、植物の似合う、ほんのりと穏やかな色合いの壁紙を選び、1階と2階で色違いにしました。それに合わせてカバーやマット、タオルなどもコーディネイトできるのが楽しいです。
もう一か所はお風呂です。ここだけは自分の好みを前面に出して、ビビッドな壁色を選びました!入浴の時間は、お気に入りの色の中で、自然とテンションが上がり、元気が出てきます。
落ち着くけれど単調な家の中で、ちょっとでも自分らしさを出すのに、小さなスペースに個性を持たせた点は、大成功だったと思います。ほかに、女性ならいる時間の長い、キッチンのパネルの色などで好みを満足させるのも、いい方法ではないかと思います。