設計事務所と聞くと「費用が高い」「敷居が高い」というイメージを持つ方が多いと思います。しかしフリーダムアーキテクツデザインは、そのイメージを覆す設計事務所として多くの注目を集めています。
この記事では、フリーダムアーキテクツデザインの特徴・坪単価・評判・口コミ・メリットとデメリットを整理します。検討している方はぜひ参考にしてください。
- フリーダムアーキテクツデザインの基本情報と特徴
- 坪単価・設計費用の目安と注意点
- 実際の口コミ・評判(良い点・悪い点)
- どんな人に向いているか・向いていないか
- 検討前に知っておくべきこと
フリーダムアーキテクツデザインとは
フリーダムアーキテクツデザイン(FREEDOM株式会社)は、東京に本社を置く住宅専門の建築設計事務所です。「GOOD DESIGN」を企業理念に掲げ、完全自由設計のデザイン住宅を手がけています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | FREEDOM株式会社 |
| 種別 | 建築設計事務所 |
| 本社 | 東京都 |
| 対応エリア | 首都圏・中部・関西・福岡(スタジオ拠点あり) |
| 年間設計実績 | 約400棟(設計事務所としては異例の規模) |
| 対応工法 | 木造軸組・RC工法・2×4など |
| 価格帯 | 1,000万円台〜1億円以上(完全自由設計のため幅広い) |
フリーダムアーキテクツデザインの5つの特徴
① 設計のみを行う「設計施工分離」方式
フリーダムアーキテクツデザインが行うのは設計のみです。施工は登録された地域の工務店に完全委託しています。
施工と設計を切り離すことで、デザインに純粋に集中できる環境が生まれます。また、工務店の受注は競争入札方式を採用しており、これが価格を抑える仕組みになっています。登録工務店は技術力・コミュニケーション能力を含めた総合評価で選定されています。
② 完全自由設計
ハウスメーカーの「自由設計」は、既存の商品ラインナップの範囲内での間取り変更を指すことがほとんどです。フリーダムアーキテクツデザインは文字通り白紙から設計するゼロベースの自由設計が可能です。
変形地・狭小地・傾斜地など、一般のハウスメーカーでは対応が難しい土地条件でも設計できることも大きな強みです。こうした土地は地価が低いケースが多く、土地+建物の総額を抑えられる可能性があります。
③ 設計事務所としては異例の年間400棟規模
一般的な建築設計事務所の年間施工数が数棟程度であるのに対し、フリーダムアーキテクツデザインは年間約400棟の設計実績を持ちます。この規模があることで、大量発注による工事コストの抑制が可能になっています。
④ 土地探し・資金相談にも対応
設計業務だけでなく、土地探しのサポートや住宅ローンの相談にも力を入れています。みずほ銀行・JAバンクとの提携融資は、設計事務所としては先駆的な取り組みです。
⑤ チーム制で設計を担当
1棟につき設計士1人ではなく、複数の設計士によるチーム制で担当します。デザインや設計の偏りを防ぎ、多角的な視点で設計できる体制です。
フリーダムアーキテクツデザインの坪単価・費用
完全自由設計のため坪単価は一定ではなく、情報源によって大きく異なります。参考値として以下を示します。
| 価格帯 | 内容 |
|---|---|
| 建物本体 坪単価 | 60万〜100万円以上(仕様・こだわりにより変動) |
| 設計費用 | 工事請負金額の12〜15%程度(別途発生) |
| 建築費用の目安 | 1,000万円台〜(こだわり次第で上限なし) |
フリーダムアーキテクツデザインの対応住宅タイプ
狭小住宅・変形地
都心の狭い土地や変形地・旗竿地でも設計可能。床下収納・ロフト・スキップフロアを活用して限られた空間を最大限に活かす設計が得意です。一般のハウスメーカーでは建築不可な土地にも対応できることが、フリーダムアーキテクツデザインの大きなアドバンテージです。
二世帯住宅・中庭のある家
中庭やリビングバルコニーで世帯間のつながりを持たせた二世帯住宅の実績があります。完全分離・一部共用・完全同居のどのタイプにも対応可能です。
平屋
近年需要が高まっている平屋も対応しています。土地の広さや予算に応じたプランニングが可能です。
ローコスト〜ハイグレード
1,000万円台のコンパクトなデザイン住宅から、1億円を超えるハイグレード邸宅まで幅広く対応。「社長の邸宅」シリーズのような最高級の設計事例も公式サイトで公開されています。
断熱・性能について
フリーダムアーキテクツデザインは設計事務所なので、断熱・耐震・省エネ性能に関する標準仕様は定められていません。完全自由設計である分、性能のレベルは発注者がどこまでこだわるかによって変わります。
高断熱・高気密を希望する場合は設計段階で明確に伝えることが必要です。UA値・C値の目標値を設計士に指定した上で設計してもらうことが可能ですが、性能よりデザインを優先した場合は性能が低くなる可能性もあります。
長期優良住宅・ZEHへの対応実績はありますが、標準仕様ではないため事前の確認が重要です。
フリーダムアーキテクツデザインの評判・口コミ
良い評判・口コミ
「法規制に詳しい担当者だったので、高さ制限など敷地を最大限活かすプランを提案してもらえた。さすがプロという感じで、一般のハウスメーカーでは気づいてもらえなかった可能性がある」
「土地探しから設計、施工、ローン計画までワンストップで対応してもらえた。自分たちだけで進めていたら、土地と建物の予算バランスで絶対に失敗していたと思う」
「デザインの自由度が高く、他のハウスメーカーでは絶対に実現できなかった間取りを実現できた。ただし要望を明確に伝えないと話が進まないので、ある程度のイメージを持って臨む必要がある」
「セミナーを何度も開催していて、家づくりの基礎から丁寧に教えてもらえた。購入の押しつけもなく、情報収集の場として安心して活用できた」
悪い評判・口コミ(デメリット)
ネガティブな口コミで最も多いのが担当者に関するものです。「担当した設計士が若く、住宅の知識が少なかった」「提案力が物足りなかった」という声があります。チーム制で対応しているものの、担当者の質にばらつきがあるのは否めません。合わないと感じた場合は変更を依頼することが有効です。
入居後の不具合対応のレスポンスが遅いという口コミが複数あります。施工は提携工務店が行うため、アフター対応の窓口が分かりにくいケースもあるようです。契約前にアフター対応の体制・連絡先を明確にしておくことをおすすめします。
完全自由設計のため、こだわりを追求するほど費用が増加します。設計士の提案に乗り続けると当初の予算を大幅に超えるケースがあります。予算上限を最初に明確に伝え、途中でこまめに金額を確認することが重要です。
デザイン性には定評がある一方、断熱性能・耐震性能は発注者が明確に要望しない限り標準では高くない場合があります。「デザインにこだわったら断熱を妥協することになった」という声もあります。性能とデザインのバランスを最初に整理しておくことが重要です。
フリーダムアーキテクツデザインをおすすめできる人・できない人
おすすめできる人
- デザイン・外観にこだわりがあり、一般のハウスメーカーでは満足できない方
- 変形地・狭小地・旗竿地など条件が難しい土地を持っている方
- 家づくりへの知識・ビジョンがある程度あり、設計士と対等に議論できる方
- 予算上限を明確に決めた上で、その範囲内でデザインを追求したい方
- ローコストでも個性的な家を建てたい方(条件次第で1,000万円台から可能)
おすすめできない人
- 家づくりが初めてで、まだイメージが全く固まっていない方(要望を引き出してもらいにくい)
- 高い断熱性能・耐震性能を最優先にしたい方(デザイン系設計事務所の性質上、性能より設計に強み)
- 設計費用の追加コストを避けたい方(建物費用とは別に12〜15%が発生)
- とにかくスピード重視で早く建てたい方
フリーダムアーキテクツデザインを検討する前に知っておくべきこと
フリーダムアーキテクツデザインは、完全自由設計という性質上、利用者側にある程度の知識とビジョンが求められます。ハウスメーカーのように「この商品のこのプランで建てたい」という進め方ではなく、ゼロから一緒に作り上げていくスタイルのため、何も決まっていない状態で依頼すると方向性が定まりにくいです。
また、設計費用(工事費の12〜15%)が別途かかるため、同じ建物価格でも総額はハウスメーカーより高くなる場合があります。相見積もりをとる際は、この設計費用込みの総額で比較することが重要です。
フリーダムアーキテクツデザインに限らず、デザイン系の設計事務所を検討する場合は、事前に「どんな家を建てたいか」「予算の上限はいくらか」「性能とデザインどちらを優先するか」を整理してから相談することをおすすめします。
この整理を、中立な立場のアドバイザーと一緒に行えるのが住宅相談窓口の役割です。フリーダムアーキテクツデザインを候補に入れながら、他の工務店・ハウスメーカーとも比較することで、本当に自分たちに合う選択ができます。
まとめて比較してから決める
複数の選択肢を中立の立場から紹介してもらえます
※坪単価・費用は時期・仕様・地域によって異なります。最新情報は公式サイトでご確認ください。