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ダイケンホームの注文住宅の評判と値引き

1.特徴
●性能に重きをおいた住宅
ダイケンホームでは「耐震」「耐風」「耐火」「空気環境」「耐久性」にそれぞれ重点を置いた住宅を販売しています

「耐震」
一般的にツーバイフォーの住宅は耐震性に優れていると言われています。建材にもこだわりがあり、ダイライトという耐震性のある素材を使用し、モノコック構造とすることでよりその性能を高めています。この建材を利用することで、特殊な間取りをのぞき、耐震等級の最高ランクである3級を満たすことができます。

「耐火性」
木質系住宅で気をつけたいのが耐火性です。ダイケンホームでは、ロックウール・ファイヤーストップ・ダイライトMSの利用で木造ながら耐火性のある住宅を実現しています。「省令耐火構造」に対応可能なため、準耐火構造を求められる都市部の密集地でも木造建築が可能です。建材メーカーの子会社なだけあり、質の良い建材を使っているのがわかります。

「空気環境」
新築の住宅に済む際、シックハウス症候群が気になる人も多いことがと思います。ダイケンホームの親会社である大建工業には、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸着する建材があります。この建材を使うことでホルムアルデヒドの濃度を下げ、シックハウス症候群へのリスクを下げることができます。
また、トルエンやエチレン、エチルベンゼンなどもシックハウス症候群の原因物質であると言われています。こうした人体に悪影響のある化学物質について、ダイケンホームでは新築後に濃度を図る取り組みを行っています。化学物質の濃度を計ることで、もし何らかの症状が出た場合も原因を突き止めやすく、対策も容易になります。
シックハウス症候群の対策では、原因物質への対策だけではなく、換気についても気をつける必要があります。建材から放出される化学物質が少なかったとしても、新しい家具からの放出や室内に空気がたまることで濃度が高くなる可能性があるためです。ダイケンホームの換気システムは、排気だけに機械を用いる形式のものです。換気の効率を挙げるためには、気密性を上げることが必要になります。ダイケンホームでは特に気密性を明らかにしておらず、測定もしていないので、詳しい気密性を知りたい場合は個別に測定してみるしかありません。

「耐久性」
木質系の住宅の天敵といえばシロアリです。ダイケンホームではシロアリ対策についても注力しています。土壌・地面に近い木材への薬剤散布、床下材料への薬剤注入と、3重のシロアリ対策を行っています。地面に近い木材への薬剤散布は法律にも定められており、地面から1メートル以内の高さにある木材にはシロアリ対策を施さなければなりません。床下材料への薬剤注入は一条工務店などでも行われている対策で、木材と薬剤を入れた容器に圧力をかけ、木材の内側まで薬剤を浸透させます。これによって、長期間シロアリに対する耐性を得ることができます。
シロアリ対策に使われる薬剤は人体への影響が少ないものを使います。そうは言っても、特に小さな子どもがいる家では薬品を使うのには不安があるかもしれません。しかし対策をしなければシロアリに家を食べられてしまうため、体シロアリ薬品は木造住宅にとって逃れられない運命です。

●建材メーカーの子会社
ダイケンホームは建材メーカーである大建工業の子会社です。親会社の建材を使うため、質の高い建材を他のメーカーよりは比較的安価で利用できるのが強みです。

2.評判
●経営状況
親会社は他の大手ハウスメーカーにも材料を卸している建材メーカーです。また、リフォーム資材の製造や販売なども手がけています。安定感はありますが、他のハウスメーカーの業績悪化等があると、芋づる式に建材販売が振るわなくなる可能性はあるかもしれません。また、ダイケンホーム&サービス自体も、大建工業からの独立後、グループの再編でダイケンサービスに統一されるという変遷をたどっています。グループ内とはいえ、こうした会社の経営体制の変更やグループの再編があると不安定に見えてしまうのは仕方ないかもしれません。
住宅の購入には「会社の倒産などが原因で、建築途中のまま止まってしまうかもしれない」という恐怖があります。完成している所までしか払わなくて良いようにする保証もありますが、できるだけそういう仕組は使わずに済ませたい所です。住宅の購入先を考える時は、その会社の経営状況についてもチェックしておきたいです。

●アフターケア
ダイケンサービスのアフターケアについての評判は良いです。建材メーカーとしての実績がクレームなどの対応に役立っているのかもしれません。ミスや失敗のフォロー体制もしっかりしており、社員教育だけでなく社内の仕組みも整っているように見えます。

3.価格と坪単価について
坪単価は50~85万円です。
実際に住宅を購入する際はこの工事費の他に、照明や空調・カーテンや外構工事などにも費用がかかります。400万円程度は用意しておきたいです。

商品ごとの坪単価は以下のようになっています。
「レグナントファシーノ」(2階建て・深い軒のある省エネ住宅)坪55~65万円
「ルキアーノ」(1階と2回の間に収納がある2.5階建て)坪55~65万円
「プリファ」(省エネ・規格住宅)坪40万円から
「プリファ・エス」(プリファにバリエーションを加えたもの)坪50万円から
「ヴィゼーヌ」(高断熱・調湿建材・快適性を追求した住宅)坪65~80万円
「レグナントヴォーグ」(豪華な外見・2階建て)坪70~80万円

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