TOTOのユニットバス受注停止、サンゲツの壁紙・床材18〜30%値上げ、東リの追随値上げ——2026年、住宅建材のコスト上昇が止まりません。
「こんな時期に家を建てるのは損なの?」と思っている方へ。
結論から言うと、建材が値上がりしている今でも、工夫次第でコストを抑えることは可能です。ただし「知っているかどうか」で数十〜百万円単位の差が出ます。この記事では、値上がり時代に賢く家を建てるための具体的な方法を解説します。
今の住宅コスト上昇、どれくらい深刻か
まず現状を整理します。
| メーカー | 内容 | 影響 |
|---|---|---|
| TOTO | ユニットバス新規受注停止(4月13日〜) | 設備変更・スケジュール遅延のリスク |
| LIXIL | 受注調整の可能性を発表 | 供給不安定 |
| サンゲツ | 壁紙・床材18〜30%値上げ(7月1日〜) | 内装コスト増 |
| 東リ | 追随値上げへ | 選択肢がさらに減る |
30坪の家で試算すると、壁紙・床材だけで20〜50万円以上のコスト増になるケースがあります。設備・建材全体では数十〜百万円単位で変わる可能性があります。
ただしこれは「何も対策しない場合」の話です。
値上がり時代に安く建てる7つの方法
① 7月前に仕様を確定する
サンゲツの値上げは2026年7月1日受注分からです。それより前に壁紙・床材の仕様を確定して発注できれば、値上げ前の価格が適用される可能性があります。
すでに打ち合わせ中の方は、担当者に「7月前の発注確定が可能か」を今すぐ確認してください。これだけで10〜20万円以上節約できる可能性があります。
② 設備メーカーを1社に絞らない
TOTOが止まっている今、代替メーカーを検討することが重要です。
- ユニットバス:タカラスタンダード・パナソニック・クリナップなど
- 壁紙・床材:サンゲツ・東リ以外のメーカーも複数存在する
「このメーカーでないと嫌」というこだわりがなければ、代替メーカーへの切り替えで価格を抑えられる場合があります。担当者に相談してみてください。
③ グレードにメリハリをつける
全部の設備・建材を高グレードにしようとすると、値上がりの影響をフルに受けます。
こだわる部分とシンプルにする部分にメリハリをつけることで、総額を抑えながら満足度を維持できます。例えば、よく目に入るリビングの壁紙はグレードを上げて、クローゼットや廊下はシンプルな標準仕様にするなど。
④ シンプルな形状・間取りにする
建物の形が複雑になるほど、壁・屋根・外壁の面積が増えて建材費が上がります。凹凸の少ないシンプルな総2階・箱型の外観にするだけで、建材コストを10〜20%抑えられることがあります。
間取りも同様で、部屋数を絞って1部屋を広くするほど、壁・ドア・照明などの部材費が減ります。
⑤ 水回りを1か所に集約する
キッチン・浴室・洗面・トイレを近くにまとめると配管工事費が減ります。設備コストが上昇している今、施工費を抑えられる間取りの工夫は特に有効です。
⑥ 複数社から相見積もりを取る
同じ仕様・同じ坪数でも、会社によって価格が数百万円変わることがあります。値上がりが続く今だからこそ、複数社を比較することで「どこが価格を抑えながら品質を維持しているか」が見えてきます。
1社だけで決めることは、値上がり時代において最も損をする判断の一つです。
⑦ 補助金・税制優遇を最大限活用する
2026年現在、省エネ住宅向けの補助金制度が複数あります。長期優良住宅・ZEH仕様にすることで、建築費が上がっても補助金で実質的なコストを抑えられる場合があります。
- みらいエコ住宅2026事業:GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅の新築が対象
- 住宅ローン減税:長期優良住宅・ZEH水準住宅は控除額が拡大
- 固定資産税の軽減:長期優良住宅は軽減期間が延長
補助金は先着順・予算枯渇で終了することが多いため、早めに確認・申請することが重要です。
やってはいけないこと3つ
× 焦って1社で決める
値上がりのニュースで焦り、比較せずに1社で契約してしまうのが最も損をするパターンです。同じ予算でも会社によって内容が大きく変わります。
× 「値上がりが落ち着いてから」と待ち続ける
「様子を見る」間にさらに値上がりが進み、7月の値上げ前発注のチャンスを逃します。また、TOTOのように受注停止が長引くと、希望の仕様が選べなくなります。
× 1社の担当者の言葉だけを信じる
担当者は自社に有利な情報を提供しがちです。設備の調達状況・値上げの影響・代替メーカーの選択肢について、複数の情報源から確認することが重要です。
値上がり時代に複数社を効率よく比較する方法
「複数社を比較したい」と思っても、自分で何十社も調べて回るのは時間もエネルギーも大変です。
スーモカウンターなら、予算・エリア・希望条件を伝えるだけで、今の市場状況(設備不足・建材値上がり)を把握した複数のハウスメーカー・工務店を中立の立場で紹介してもらえます。
- 値上がりの影響を踏まえた上での複数社比較ができる
- 7月前の発注確定が可能かどうかも含めて確認できる
- 補助金・税制優遇の活用方法も相談できる
- 相談は何度でも完全無料
- 合わない会社への断り代行もしてくれる
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よくある質問
Q. 値上がりが落ち着くまで待った方がいいですか?
A. 待つことのリスクの方が大きいケースがほとんどです。中東情勢次第で値上がりがさらに続く可能性がある一方、7月前の発注チャンスを逃すことになります。まず情報収集と相談を始めることをおすすめします。
Q. 補助金はいくらもらえますか?
A. 住宅の種類・仕様・世帯構成によって異なります。みらいエコ住宅2026事業の場合、GX志向型住宅で最大160万円などの補助が受けられる場合があります。詳細は担当者や相談窓口で確認してください。
Q. シンプルな家にすると、デザインが地味になりませんか?
A. 必ずしもそうではありません。シンプルな形状でも、素材・カラー・窓の配置などで個性を出すことは十分可能です。コストを抑えながらデザイン性を高める提案は、経験豊富な設計者なら得意とするところです。
まとめ|値上がり時代に安く建てるポイント7つ
- 7月前に仕様を確定する(最大20万円以上の節約可能性)
- 設備メーカーを1社に絞らない(TOTO以外の代替を検討)
- グレードにメリハリをつける(こだわる部分と省く部分を明確に)
- シンプルな形状・間取りにする(建材費を10〜20%削減できる場合も)
- 水回りを1か所に集約する(配管工事費を削減)
- 複数社から相見積もりを取る(同じ仕様でも数百万円変わることも)
- 補助金・税制優遇を最大限活用する(長期優良住宅・ZEHを検討)
値上がりが続く今だからこそ、「知っているかどうか」で最終的なコストに大きな差が出ます。まずはスーモカウンターの無料相談で情報を整理することから始めてみてください。
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※本記事の情報は2026年4月14日時点のものです。補助金情報・建材価格は変動する場合があります。最新情報は各メーカー・公式サイトでご確認ください。