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フィアスホームの注文住宅の評判と値引き

1.特徴
●フィアスホームとは?
フィアスホームはLIXILグループの一員であるLIXIL住宅研究所の社内カンパニーです。LIXIL住宅研究所(当時の21世紀住宅研究所)の設立は2002年。現在のフィアスホームという名称になったのは2008年。その後2011年にLIXILの発足があり、現在のような立ち位置になりました。
住宅建設に必要な建材から、住宅設備だけでなく、グループ内で地盤調査や住宅瑕疵担保責任保険まで賄うことができるのは大きな強みです。2015年にはサンウエーブ工業の吸収合併も行われ、グループの再編はまだまだ進んでいます。
グループの強みを活かし、より安価な住宅の提供や、高機能な住宅の提供が進んでいくことを期待したいです。

●省エネ住宅
フィアスホームでは省エネ住宅に力を入れています。断熱性に特化してQ値が高い、気密性に特化していてC値が高い、という特化型の性能ではなく、総合的に見た断熱性の高さがあります。断熱性や気密性だけではなく、間取りや照明、給湯など色々な面から省エネルギーを図っています。建材や住宅設備の最大手であるLIXILグループの一員という強みを活かした省エネだといえます。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックでは、2009年に大賞2010に優秀賞を受賞しており、省エネ性能の高さはお墨付きです。

●ニーズに敏感な住宅の提供
フィアスホームの提供している住宅は、世の中の動向や世間のニーズに応じた物が多く、市場をしっかり把握して開発・営業を行っていると感じさせます。
住宅の性能を数値化することも行っており、ひと目で家の機能が分かるような取り組みも行っています。アフターサービスも手厚く、20年目の点検までは無償となっています。当然、20年間会社が存続していることが条件にはなりますが、大きなグループ会社なぶんそうでないところと比べると確実性が高いでしょう。

2.評判
●性能と価格
住宅の満足度は高いようです。値段も他のメーカーと比較して抑えてあり、建材・設備メーカーだけあって機能性も高く、住宅としての完成度は十分でしょう。サービス面も充実しており、気密測定の実施や無償点検期間の長さも好評なようです。
省エネについてはハード面だけでなくソフト面での取り組みも行われています。事前に光熱費を試算し、診断書という形で示してくれるのは他ではあまり見かけないサービスです。住宅の性能を数値化するなど、数値でわかりやすくすることで、住む人の省エネ意識を高め、結果的に光熱費を押さえることにつながっているようです。

●フランチャイズ制
フィアスホームはフランチャイズ制で展開しています。大手メーカーのグループによる住宅と言っても、実際に営業をおこなったり、施工をおこなったりするのはそれぞれの地域の工務店となります。
商品ラインナップや、建材・設備の提供、広告や宣伝を行うのはLIXIL住宅研究所ですが、施工や対応は工務店が担当することになるため、地域によってばらつきが出てしまいます。フランチャイズ制では社員教育を徹底したり、技術力を揃えたりすることが難しく、その結果地域によって当たり外れがでてしまっています。評判がまちまちなのはこのためです。
施工については検査のシステムがしっかりしており、工務店の倒産のリスクについても保証があるので、建物そのものについての心配はそれほどしなくても良いでしょう。問題になるのは営業やアフターサービス担当の人の方のなるかと思います。各工務店の付き合いは住宅を建てたあとも修理やメンテナンスなど、その後何年にもわたって続きます。信頼できる相手かどうかは、自分の目で注意深く観察し、見極める他ありません。

3.価格と坪単価について
坪単価はおよそ45~75万円です。価格帯としては中央付近です。この坪単価には、カーテンや照明・空調、外構工事や各種申請費用は含まれません。およそ400万円前後は別にかかると考えておいた方が良いです。加えて、地盤改良工事をする場合は、100万円以上追加で必要になります。

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