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注文住宅

住宅展示場に行く前に必ず準備しておくべきこと

●住宅展示場はスタート地点には不向き
住宅展示場はこれから家造りを始めようとしている人たちに人気のスポットです。
しかし、家造りの第一歩として住宅展示場に足を運ぶのは間違いです。

確かに住宅展示場に行くのはとても楽しいです。
広い敷地の中に色々なハウスメーカーの住宅が並んでいて、好きな家を見て回ることができます。立ち並ぶ家々はどれも立派で見応えがあり、一種のテーマパークのようです。そのまま楽しさに任せて一つの家をじっくり見ていると、いつの間にかかなりの時間を費やしてしまいます。
住宅展示場で色々な住宅を見ようと思っていたのに、数件だけ見て疲れてしまったという人も少なくありません。

マイホームの購入には長い時間と労力、そしてお金がかかります。
知らなければならないことも、決めなくてはならないこともたくさんあります。途中で力尽きて大切な部分をいい加減にしたままにしてしまっても、やり直しはなかなかできません。
最初から最後まで全力投球で家造りを進めていくのは難しいですから、力の入れどころを見極めることが重要です。依頼先や間取りなど重要な部分には惜しまずに労力をかけましょう。

反対に、ただの情報収集に手間を掛けるのは勿体ないです。同じ情報を集められるのであれば、できるだけ簡単に集められるように工夫するべきです。
住宅展示場は確かに楽しい場所ではありますが、突然行ってもあまり効率のいい情報収集はできません。

●モデルハウスの見学には時間がかかる
住宅展示場の見学には時間がかかります。
敷地内の異動は勿論、1件のモデルハウスを見るのにも予想以上に時間がかかることを覚悟しておきましょう。

モデルハウスに入ると、そのメーカーの営業の人にアンケートへの協力をお願いされることが多いです。アンケートを記入したら、いよいよ見学開始です。
モデルハウスを訪れるのは、マイホームの購入を考えていて、なおかつそのメーカーに興味を持っている人です。当然、営業のトークにも力が入ります。
モデルハウスは、そのメーカーが建てられる家の中でも最高ランクの家です。内装や設備も立派で、見ていると夢が広がること間違いありません。

じっくり話を聞き、じっくり中を見て回ると、一つの家をみるのにも1時間ほどかかってしまいます。このペースでは、1日住宅展示場にいても4、5件見るのがやっとです。

たくさんのメーカーを見て回ることができないため、住宅展示場でどんな所があるのか調べるのは非効率的です。情報収集の起点にはできません。
家造りの第一歩を住宅展示場としたばかりに、そこで疲れ果ててしまったという人も少なくありません。

また、モデルハウスは豪華な造りのものばかりのため、実際建てようとする家とはかけ離れたスペックの住宅だということも忘れてはなりません。設備も内装も、現実的に建てようと思ったら数ランクは落とした家になるはずです。

●住宅展示場のメリット
住宅展示場の利用は悪い面ばかりではありません。

やはり実物を見られるというのは非常に大きな魅力です。紙面や画面では分かりにくいそのメーカーの作る住宅の雰囲気を知ることができます。

また、モデルハウスに使われている設備や内装を全て取り入れるのは現実的ではありませんが、一部を取り入れることはできます。最新の設備や素材などの実物を見たり触ったりできるのは貴重な機会です。

メーカーの営業の人とじっくり話すことができるのも魅力的です。気になる点や疑問点について直接聞いてみることができます。

住宅展示場を上手に活用するためには、目的を定めることが大切です。
どのハウスメーカーの住宅を見たいか、話を聞いてみたいのか、ある程度まで絞ってから訪れるようにしましょう。3件程度まで絞っておくとベターです。

営業の人から詳しい話を聞くには、ある程度の知識も必要になります。
建築工法は何を採用していて、そのメリットはどのようなものか、耐震性や耐火性など災害への備えはどのぐらいなのかを勉強しておけば、メーカーごとの違いが分かりやすいです。
また、坪単価がどの程度になるのか、工期はどのぐらいかかるのか、予算の範囲だとどんな家が建てられるのかなども重要です。

●下調べはカタログやパンフレットを活用する
住宅展示場に行く前の下調べは、各ハウスメーカーが用意しているパンフレットやカタログを活用するのがおすすめです。

インターネットでも色々なメーカーについて比較している情報はありますが、まずはその会社が出している資料から手をつけるのが良いでしょう。

パンフレットやカタログはどのメーカーも力を入れて作成しており、住宅の基本知識を仕入れるのにはうってつけです。いろいろなメーカーのカタログを読み比べるだけでも勉強になります。

カタログやパンフレットを読み込んでから住宅展示場に行くと、ただモデルハウスを漠然と見て回るのとは違う楽しみや充実感があります。
営業の人も、こちらがある程度勉強してきていると分かれば、少し踏み込んだ専門的な話をしてくれます。

●パンフレット・カタログの入手法
ハウスメーカーのパンフレットやカタログの入手方法はいくつかありますが、一括で資料請求ができるサービスを利用するのがおすすめです。

住宅展示場で貰うこともできますが、展示場に行く前に見ておきたいですから、この方法はおすすめしません。

また、直接そのハウスメーカーのwebサイトなどから資料請求することもできますが、こちらも手間がかかるのであまりおすすめしていません。一つひとつ住所を入力するのは面倒なうえ、どこの資料を請求するかは自力で決める必要があります。その段階で知らないメーカーのカタログは貰い損ねてしまうことになってしまいます。

マイホームの購入は長期戦です。大切な所でいい加減になってしまうことのないように、力の入れどころ・抜きどころを間違えないようにしましょう。
まずは効率的な情報収集からスタートしてみましょう。

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ゆかいえ

子供:2人(7歳、4歳) アラフォーのワーキングママ。FP2級(ファイナンシャルプランナー)。わたし自身の家づくりでは情報収集に苦労したので、これから家を建てる方に当サイトが少しでも参考になるよう情報を配信中です。マイホームに関する質問や不明点などある方は公式LINEよりお気軽にコメント下さい♪

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