ウィザースホームとは?
ウィザースホームは新昭和グループの扱うブランドで、東京・千葉・埼玉・神奈川などで注文住宅を販売しています。特に千葉県内でのシェアは高く、機能性の高さや品質の良さで評判を得ています。
年間建築棟数は1,200棟ほどで、実績と評価の確かなハウスメーカーです。
●自由度の高い家づくり
注文住宅だというと、思い通りの家が建てられるというイメージがあります。しかし実際のところはそのハウスメーカーの規格に沿って建てざるを得ないというケースも少なくありません。
ウィザースホームでは自由設計が基本で、メーカーの都合ではなく、その家族・その土地にあった家づくりを行っています。
依頼者の希望をしっかりとヒアリングし、そこから理想の住まいを形にするサポートを全力で行っています。経験と実績によって培われたノウハウにより、その家族にあった住まいを提案しています。
ウィザースホームの構造
ウィザースホームの住宅はツーバイシックスと呼ばれるものです。
木造住宅ではありますが、柱と梁で形作る従来の木造軸組工法とは違い、壁で家の形をつくるのがツーバイシックスです。在来工法とは違い、支える面積が広いため丈夫で、空気の流れを遮断しやすいため、耐火性や気密性にも優れています。
欠点としては、木造住宅に比べて増改築などの拡張性・柔軟性に乏しいことがあげられます。壁で支える構造のため、リフォームで壁を抜いて後から部屋の形を変えるのは難しいです。また、構造上柱を見せるような和風建築も難しいです。
もともと北米などで広まった工法であるため、洋風の住まいへの親和性が高い工法です。
似た工法にツーバイフォーがありますが、ツーバイシックスはこれに比べて使用する木材が太く、より強い強度を得られます。
ツーバイシックスは地震や台風など災害に強い木造中宅として、非常に注目されています。
ウィザースホームの注文住宅の特徴は?
高機能・高品質がウィザースホームの売りです。特に高気密・高断熱住宅による省エネ性能の高さには定評があります。質を高めることでメンテナンスコストを抑え、長く快適に暮らすことのできるロングライフ住宅を実現しています。
高品質ながら価格は平均的な注文住宅と同程度で、非常にコストパフォーマンスの良い住宅であると言えます。
●高気密・高断熱により高い省エネ性能を実現
隙間が多く、気密性を高めるのが難しい木造住宅ですが、ウィザースホームではツーバイシックス工法を採用することで、木造住宅ながら高い気密性を可能にしています。
更に構造材を隙間なく埋めることでより気密性を高めています。
ツーバイシックスは断熱性を上げるのにも一役買っています。木材に幅があるため、ツーバイフォー工法に比べて断熱材の充填を1.6倍増やすことができます。
開口部から逃げてしまう熱については、アルゴン入り複層ガラスを採用することで、窓からの熱の出入りを減らしています。
一軒家で気になる底冷え対策については、業界内ではトップクラス性能を持つ断熱材を床下に使用することで対策しています。
高気密高断熱住宅により、外気温に室内温度が左右されにくくなるため、光熱費の大幅な削減につながります。長期的に光熱費を削減できることを考えれば、省エネ住宅が大きな節約につながるのはあきらかでしょう。
●全館空調・24時間換気システム
ウィザースホームでは「AIRVERY」という全館空調・24時間換気システムを採用しています。
気密性の高い住宅は高い省エネ性能を持つ一方で、従来の木造住宅にあった隙間風による自然な換気が行われなくなってしまいました。
そこで、24時間換気システムを導入し能動的に空気を循環させています。これにより、室内の湿度や温度を一定に保ち、快適な住環境を作り上げています。更に、建材等に含まれる化学物質を屋外に排出する役割も果たすため、シックハウス症候群の予防にもつながっています。
また、空調・換気システムは室内の花粉やホコリを減らすことにも役立つため、アレルギーや花粉症対策にもなります。
●美しい外壁タイル
タイル貼りの美しい外壁に惹かれてウィザースホームに決める人も多いです。
外壁タイルは見た目だけでなく、機能性の高さにも定評があります。
高温で焼き上げたタイルは固く丈夫で、非常に長持ちします。表面が固く凹凸が少ないため、汚れがつきにくく、掃除もしやすいです。
値段は一般的なサイディングに比べるとやや高価ですが、メンテナンスコストがかかりにくいため、長い目で見ればあまり差はありません。
ウィザースホームの外壁タイルは選択肢が多いのも魅力です。
使用しているのは自社開発の外壁タイルで、色の種類が豊富で、自分好みのデザインが実現できます。
機能にこだわる人にもデザインにこだわる人にも外壁タイルはおすすめです。
●高い耐震性能
ウィザースホームの耐震性能は、耐震等級3相当。
これは、数百年に一度発生する大地震の1.5倍の揺れにも耐えられる強さで、万が一のことがあっても住宅が倒壊するリスクは非常に低いです。
ウィザースホームでは、耐震性を高めるためにきちんとした地盤改良工事を行い、建物を支える地面から地震に備えています。
その他にも、壁構造の工夫や一体型基礎など、地震に備えた様々な工夫を行っています。
●火災への備え
木造住宅で最も怖いのが火災です。
ウィザースホームの住宅は壁で支えるツーバイシックスのため、従来の柱で支える軸組工法よりも高い耐火性があります。壁による枠組みが空気の流れを遮断し、炎が燃え広がりにくくなるためです。
周囲からの類焼に備え、外壁にも工夫が施されています。
まず、外壁は火災に強いタイルを採用。更に、下地材にも陶器と同じような性質を持つ窯業系の素材を使用。そして、その下にパーティクルボードやウレタンフォーム、石膏ボードを重ねることで、火災の熱が伝わりにくい構造になっています。
●湿気対策
木造住宅で最大の敵は湿気です。
雨漏りや地面からの湿気は、家の構造を痛め、住宅の劣化につながります。特に地面からの湿気はシロアリ害にもつながるため、木造住宅を長持ちさせるためには湿気対策が必須です。
ウィザースホームでは床下の湿気対策として、基礎と土台の間にスリット状のパッキン材を入れています。これにより床下の通気がスムーズになり、基礎や土台に湿気がたまるのを防ぐことができます。
壁や天井の内側の換気や結露対策としては、壁に通気層をつくったり、換気口をつくったりなどすることで対策しています。
シロアリ対策としては、一般的に行われるシロアリ対策に加え、土台部分に使用する構造材に特別な防腐・防虫処理をすることで、いっそうシロアリに強い木造住宅になるようにしています。
ウィザースホームの価格と坪単価
ウィザースホーム坪単価はおよそ30万円から50万円ほど。30坪で坪単価40万円なら1200万円程度ということになります。
価格としては注文住宅としては平均的、もしくは若干低い程度です。
ただ、品質の高さを考えると非常にリーズナブルでコストパフォーマンスのよい注文住宅であると言えるでしょう。
ただ、注文住宅の価格は家の広さや設備、土地の状況などによって大きく変わります。坪単価は大雑把な目安にしかなりません。
他のハウスメーカーと比較したり、資金計画について考えたりする際は、必ず見積もりを依頼するようにしましょう。
ウィザースホームの保証とサポート
注文住宅のゴールは家を建てることではありません。
その後何十年と暮らす住まいですから、メンテナンスや修繕はかかせません。
ウィザースホームの保証は30年。それにくわえて20年のサポートがあります。
長持ちしないイメージのある木造住宅ですが、質の高い素材を使用し、湿気・結露などの対策を行った上できちんとメンテナンスをすれば、40年、50年と快適に使い続けることが可能です。
ウィザースホームでは、引き渡し後も定期的に訪問・点検を行い、家を長持ちさせるためのサポートを行ってくれます。更に突然のトラブルに備えて24時間のサポート受付も行っています。急に住まいのトラブルに遭遇しても対応してくれるため、安心して暮らし続けることができます。