◯どんな会社?
ライクスホームは埼玉県川口市にある注文住宅のメーカーです。
2013年設立と比較的新しい会社ではありますが、川口市にモデルルームがあり、その他にもショウルームをいくつか持つなど、積極的に展開しています。
施工対応エリアは東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県などの関東エリア。
ライクスホームでは社名の通り「スキ」がいっぱい詰まった家づくりを大切にしています。家族の要望を叶えられるよう、スタッフと熟練の職人達が一丸となってマイホームづくりを行います。
価格は比較的抑えられており、1000万円台からのラインナップもあります。
◯ライクスホームの住宅の特徴は?
国産の無垢材を使った家
ライクスホームでは、地元埼玉や東京産のヒノキやスギなどの木材を積極的に使用し、家づくりを行っています。
地元の木材を活用することで輸送距離を短縮。木材のコストを抑えられるだけでなく、CO2の削減にもなります。地元林業の活性化にもつながるでしょう。
無垢材の良さには色々ありますが、なんと言っても手触りの良さが一番大きな理由でしょう。
無垢のフローリングは一年中サラサラとした触り心地です。無垢の木材には調湿効果があるため、湿気の多い時には水分を取り込み、乾燥した時には水分を放出します。これによって、いつでも触り心地のよいさらさらとした感触が保たれるのです。
熱を通しにくい性質もあるため、冬場も冷たくなりにくく、裸足ですごすのにも無理がありません。
無垢はインテリアとの相性も良く、光沢のない落ち着いた風合いは、どんなデザインにも馴染みます。
無垢材の表面は年月が経つごとに飴色となる性質があり、この変化を楽しむのも無垢材の醍醐味の一つ。徐々に変化していく風合いは家をすごした年月を感じさせ、マイホームへの愛着を一層深いものにしてくれるでしょう。
また、傷つきやすくだめになりやすいイメージのある無垢のフローリングですが、実は一般的なフローリングよりも耐久性に優れた面もあります。
普通のフローリングは15年~20年経つと表面のコーティングが劣化してしまいます。そのため、塗り直しや交換が必要になるのですが、無塗装のフローリングの場合はコーティングの劣化を気にする必要がありません。
シックハウス症候群対策
新築の住宅に住む際に気になるのが、シックハウス症候群の存在です。シックハウス症候群は、家具や建材などに使用された化学物質によって引き起こされます。
特に注意が必要なのが接着剤で、いくら無垢材や自然素材を使っていても、シックハウス症候群の危険がまったくないとは言い切れません。
ライクスホームでは、シックハウス症候群のリスクが低い安全な材料を使うよう、最新の注意を払っています。また、吉野石膏タイガーハイクリンボードというホルムアルデヒドを吸収分解する石膏ボードを使用することで、よりシックハウス症候群の危険性が低い住まいとしています。
シロアリ対策
木造住宅の天敵であるシロアリ。木を食い荒らすシロアリを予防するためには、あらかじめ木材などに防蟻加工を施す必要があります。
一般的には農薬系の防蟻剤が使われることが多いのですが、5年程度で揮発してしまうため、定期的に加工をし直す必要があります。その度に手間もお金もかかってしまい、ランニングコストも高くなります。
ライクスホームでは、防蟻剤としてホウ酸を使用。ホウ酸は揮発性が低く、効果が長持ちするため、メンテナンスのスパンを長くすることができます。
ホウ酸は防虫などで広く使われる薬剤で安全性も高く、人間の場合食塩と同じぐらい摂取しなければ害は出ません。
◯ライクスホームの住宅価格
ライクスホームでは1000万円台から注文住宅を建てることができます。人気のNaturalの場合、坪単価は33万円から。注文住宅としてはかなりローコストな価格帯になります。
ただ、注文住宅を建てる場合、建物をつくる以外にもお金がかかります。
一般的に建物価格や坪単価にはカーテンやエアコンの工事費用は含まれていませんし、庭や門・カーポートなどの外構工事費、屋外の給排水にまつわる工事費、各種手続きに必要な費用などは含まれていません。
こうした諸費用は数百万円にものぼるため、建物価格をベースに予算を考えていると確実にお金が足りなくなります。
予算を考えたり価格を比較したりする際は、坪単価から計算するのではなく、全体でいくら必要になるのかきちんと計算した上で行うようにしましょう。
◯ライクスホームのラインナップ
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社名を冠した最もスタンダードでおすすめのプラン。
地元の木材を使った住宅のプランで、地域の気候にあった木材で長寿命の住宅を実現しました。
柱はヒノキ四寸柱。ヒノキは成長の遅い木で、その分だけ目が詰まっており、強度が高いです。そのため、ヒノキは古くから神社仏閣の建築にも使われています。
ライクスホームではその中でも年輪でしっかり乾燥したものを厳選して使用。年月が経過しても歪みが乗じにくく、強度が長持ちします。
また、ヒノキに含まれる成分には、シロアリを遠ざける効果もあります。抗菌作用もあるため、カビも生えにくく、アレルギー体質の人でも安心です。
壁に使用しているのは自然由来素材を使った漆喰や珪藻土。どちらも調湿性のある素材で、湿気や結露を抑えます。室内を快適にするだけでなく、建物内の結露を防止することで、木材の寿命を延ばす効果も期待できます。
また、おしゃれなイタリアのガラスモザイクタイルも使用できます。タイルは見た目が美しく、耐久性にも優れています。
断熱材は高断熱高耐久のアクアフォームを採用。水から生まれた環境にも優しい素材です。
アクアフォームは現場で吹付ける形で施工するため、狭い隙間まできっちり断熱材が入り込み、隙間風も塞いでしまいます。
耐久性にも優れた素材のため、暖かさが長持ち。メンテナンスや交換のコストもありません。
屋根にも高耐久の素材を採用。グラッサコートは30年使用しても色あせせず、塗替え・葺き替えにかかるコストを抑えることができます。
地震対策としては、摩擦減震UFO-Eというシステムを採用。地震の揺れを抑えることで建物や家財を守ります。
FIX880
本体価格880万円のローコスト住宅のプラン。
自由設計30坪の住宅の場合、価格は税込み1285万円と格安です。価格は諸費用も含めた価格となり、予算の都合で一軒家や注文住宅を諦めていた人にも嬉しいプランです。
Natural
本体価格は990万円から、坪単価は33万円からという人気のローコスト住宅のプランです。
30坪の場合、諸費用こみで1500万円とこちらもかなり低価格の設定。
全体的に高耐久の素材を使用しており、メンテナンスや維持コストがかかりにくいのが特徴です。
ローコストながら構造材には国産ヒノキや杉材を使用。防蟻加工にも高耐久のホウ酸処理を採用しています。
Modern
30坪諸費用込みで1400万円のプラン。
健康に良い珪藻土の壁紙を標準仕様とした住宅です。
◯ライクスホームの評価
肌触りの良い無垢材
無垢の魅力に惹かれてライクスホームを選んだという人は多いです。
さらりとした感触で木の香が広がる住まいはリラックス空間にピッタリ。湿気でベタベタしたり、寒さでヒヤリとしたりしにくいため、年中裸足でいたくなる心地よさです。
低価格で素材にこだわった家づくりができる
無垢や漆喰など自然素材を使用しているにもかかわらず、坪単価30万円台という格安で家を建てられるのもライクスホームの大きな魅力の一つです。
予算の都合で建売しかないと思っていた人でも、注文住宅にチャレンジできます。
オプションが必須ではない
ローコスト住宅では、基本価格を抑えようとするあまり、オプションをつけないと住める家にならないというケースも多く見られます。
しかし、ライクスホームではローコストではあるものの、コミコミ価格での表示も行っており「思ったより高くなってしまった」というトラブルが起きにくいです。
後から料金上乗せされる心配がなく、安心感を評価する声も多いです。
◯地元木材を活用したローコスト住宅
ライクスホームでは国産の木材や自然由来の素材を活用した、人と自然に優しいローコスト住宅を取り扱っています。
低価格でありつつも、健康に良く、長持ちする素材を積極的に使用しています。購入費用はもちろん、マイホームを維持する費用も抑えることができ、マイホームでの生活をより良くゆとりあるものに変えてくれます。