一軒家を建てるなら絶対に輸入住宅、と以前から決めていました。
日本の大手ハウスメーカーには目もくれず、ひたすら輸入住宅の住宅展示場へ足を運びました。
いよいよハウスメーカーも決まり、カナダのツーバイシックス工法の輸入住宅を建てることになりました。
設計の段階である程度図面の叩き台は出してもらいましたが、どうしても自分の思い描いた家にしたくて、かなりの我儘を通しました。
まず、リビングは吹き抜けにして階段を設けることにこだわりました。子どもたちが2階に上がるときは、必ずリビングを通ってほしいと考えたからです。
この作りには家族全員が気に入っていています。大きな吹き抜けには当初予定していなかったピアノを置くスペースも十分にあり、吹き抜けのおかげでピアノの音が綺麗に響きます。
2階のスペースは狭くなりましたが、3部屋あれば足りるので、十分です。
次にこだわったのが、キッチンです。とにかく広く見せたいと思い、壁にL字型のキッチンを置きました。
汚れ物が見えないようにとカウンターキッチンを勧められましたが、雑貨を並べたい私にとっては、見せるキッチンとしてこの形がかなり気に入っています。
収納部分も手のかない所は窓に変更してもらい、明るいキッチンとなりました。
注文住宅だと、それなりに強いこだわりを持っていた方が良さそうです。
もっともっと勉強すればよかったと少し後悔もしていますが、自分の理想が詰まったこの家にとても満足しています。