注文住宅を建てる時、間取りや設備にはこだわっても、庭まで考えている人は意外と少ないものです。でも、毎日家から眺める庭は、暮らしの満足度に直結します。
この記事では、手間がかからず・費用も抑えられ・和洋どちらの住宅にも合う庭のスタイルとして注目されている「枯山水」を紹介します。
- 枯山水とはどんな庭か
- 現代の住宅に合う理由
- 実際にかかる費用の目安
- メンテナンスの手間と方法
- 庭にこだわるなら家づくりの段階でやること
枯山水とは
枯山水は日本の伝統的な庭園様式の一つです。池や流れを造らずに、石や砂で水の流れや山を表現します。白い砂を水面に見立てて模様を描いたり、橋に見立てた石を置いたりして景観をつくります。
有名な例としては、京都・龍安寺の石庭があります。

なぜ現代の住宅に合うのか
「枯山水=和風の古い家」というイメージがあるかもしれませんが、実際はそうではありません。
モノトーンでシンプルな構成は、むしろ現代的なデザインの住宅との相性が抜群です。シンプルな外観の家・キューブ型の家・スタイリッシュなデザインの家と組み合わせることで、外構全体が洗練された印象になります。
費用の目安
枯山水の外構工事は建物価格とは別です。主な費用項目と目安をまとめます。
| 項目 | 内容・目安費用 |
|---|---|
| 砂利 | 白川砂利が一般的。1袋20kg・約2,000円。2㎡で14,000円程度 |
| 庭石 | 材質・大きさ・産地により数万円〜。こだわりなければ数万円から選べる |
| 植栽 | 苔・草程度なら1万円前後。木を植える場合はさらにかかる |
| 縁取り・タイル | 砂利の外周をタイルや縁石で囲む。DIYも可能 |
小さなスペースであればホームセンターで材料を揃えてDIYも可能です。ただし石や砂利は重量があるため、搬入・設置には注意が必要です。広いスペースで本格的に造りたい場合は造園業者への依頼を検討しましょう。
中庭として枯山水を造ろうとしている場合は注意が必要です。家の内部をくり抜く中庭は壁の表面積が増え、柱の数も増えるため、同じ床面積でも建築費が割高になります。設計の段階から建築会社に相談しておくことが重要です。
メンテナンスの方法
模様は簡単には消えない
砂利は重いため、風で模様が崩れることはほぼありません。上を歩いたり物を落としたりしなければ、つくった波模様は長期間維持されます。
掃除の頻度
周辺環境によりますが、落葉の多い時期(秋〜冬)は週1回程度が目安です。植物の少ない枯山水や落葉の少ない季節なら、2〜3ヶ月に1回でも十分です。大きなゴミはトングでつまんで取り除くと、模様を崩さずに掃除できます。
波模様のつくり方
正式な方法は竹箒で砂利を均してからレーキで模様を入れますが、自宅の小さな庭であれば窓用の水切りワイパーで代用できます。庭の奥から後ずさりながら作業するのがポイントです。自分の足跡で模様を崩さないようにしましょう。
庭にこだわるなら、家づくりの段階から考える
枯山水をはじめ、庭や外構にこだわりたい場合は、住宅の設計段階から考えておくことが重要です。後から「庭を枯山水にしたい」と思っても、建物の窓の位置や外壁の色が決まってしまっていると、思い通りのイメージにならないことがあります。
良い建築会社は、庭がよく見える位置への窓の提案・外装カラーと庭イメージの調整・地面の保護や排水計画など、外構まで含めてトータルで提案してくれます。
- 庭・外構まで含めたトータルの予算感
- 庭が見える位置への窓・開口部の設計
- 外壁カラーと庭のイメージの統一感
- 中庭を希望する場合の建築費への影響
- 散水栓の有無・地盤保護の必要性
しかし「どの建築会社が外構・庭まで含めて相談に乗ってくれるか」は、自分で探すと時間がかかります。
スーモカウンターを使えば、庭や外構も含めて希望を伝えた上で、条件に合う住宅会社を中立の立場で複数紹介してもらえます。「こういう庭にしたい」という段階から相談できるので、完成後のイメージを共有しながら家づくりを進められます。
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