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大成建設ハウジングの注文住宅の評判と値引き

1.特徴

大成建設ハウジングの住宅にはパルコンと呼ばれるプレキャストコンクリート工法と、パルウッドという商品名のツーバイフォーの住宅の2種類あります。

1968年からコンクリート製の住宅を手がけている歴史の長いメーカーです。

大成建設ハウジングの住宅の特長は、パルコンです。コンクリート製の住宅には火災に強い、デザインの柔軟性が高いなどの長所がありますが。

一方で施工に時間がかかったり、強度にばらつきが出たりなどの欠点もあります。
大成建設ハウジングでは、あらかじめ工場で壁や床を製造しておく方法をとり、これらの欠点を補っています。

また、パネル同士をつなげる金物にも工夫があり、ミスや手間が少なくなるようになっています。
コンクリート製の住宅は重く、土地によっては地震や重みで傾く事のないようにする必要があります。

地盤改良を行う場合は、改良にも費用がかることを覚えておきましょう。

2.価格と坪単価について

パルコンの場合は坪60~80万円、パルウッドの場合は坪55~75万円程度です。

◯大成建設ハウジングと言えばパルコン

「パルコン」は大成建設ハウジングが扱う鉄筋コンクリート造の住宅のブランドです。

 

大成建設ハウジングは、大手ゼネコンである大成建設の住宅部門が元で、2006年に住宅専門として分社化しました。プレキャストの鉄筋コンクリートの住宅は、丈夫さと安定した品質を両立した高性能な住まいです。

 

大成建設が鉄筋コンクリート造の住宅を扱い始めたのは1968年と歴史は長く、その技術と品質は高い評価を得ています。

木造の住宅に比べて、地震・津波に強い住宅は安心して暮らすことができると人気が高いです。

 

◯鉄筋コンクリート造のメリットとデメリット

大成建設ハウジングの大きな決め手となるのが「鉄筋コンクリート造」の住宅であるということ。そこでまずは、鉄筋コンクリート造の住宅と他の構造にどんな違いがあるのかを確認してみましょう。

 

メリット

・災害に強い

鉄筋コンクリートは、鉄筋とコンクリートがお互いの短所を補い合う非常に強い構造です。

高い強度があり、地震や台風などの災害に強いです。東日本大震災でも鉄筋コンクリート造の住宅は流されにくかったと言われています。木材と違って燃えない素材ですから火事にも強いです。

 

・間取りの柔軟性が高い

一つ一つの壁や柱の強度が高いため、他の構造よりも間取りの自由度が高くなります。大きな開口部や壁や柱のない広々とした開放的なリビング、広い吹き抜けなども実現しやすいです。

3階建て、4階建てなどの高さのある住宅も実現可能。木造ではせいぜい3階建てが限度ですが、高層ビル建築にも使われる鉄筋コンクリート造なら、構造上はもっと上に伸ばすことができます。

 

・屋上を利用しやすい

強度の高さを生かして屋上を庭のように活用しやすいのも鉄筋コンクリート造の魅力です。

特に土などは重量があるため、木造住宅で屋上庭園をつくるとなると、思った以上に費用がかかってしまいます。元々の強度がある鉄筋コンクリート造なら、追加費用を気にせずスペースを活用できます。

 

3階建てのつくりやすさ、火災への強さ、屋上の利用しやすさなど、特に都市部の住宅密集地では鉄筋コンクリート造の長所を最大限活かした家づくりができます。

 

・維持コストが安い

購入時はコストのかかる鉄筋コンクリート造ですが、維持についてはコストを抑えやすいです。

まず、鉄筋コンクリート造の住宅は木造住宅よりも火災保険料が安いです。火災保険への加入は、住宅ローンを組むなら必須。火災保険料は住み続ける限りずっと続く出費になりますから、少しの違いに思えても積もり積もればかなりの金額になります。

また、耐久性が高いため、建て替えや修繕にかかる費用も大きく抑えられます。

 

購入費用は高くなってしまいますが、長い目で見ればお得になるのが鉄筋コンクリート造の特徴の一つです。

 

・暖房効率がいい

鉄筋コンクリート造は断熱性と気密性に優れており、暖房の熱を外に逃がしません。

一度暖房をつければ暖かさが長持ちし、消費電力を大幅に削減。

家全体を温めるのにも向いているため、ヒートショック予防にもなります。

 

デメリット

・価格が高い

やはり気になるのは価格の高さ。

大成建設ハウジングの場合、坪単価は70万円から90万円ほど。間取りや土地の状況、設備、グレードなどによっても変わりますが、他の大手ハウスメーカーと比べても高めの価格帯です。

住宅ローンの借入額も、自己資金の金額もより多くなるため、資金計画には一層慎重になる必要があります。

 

・夏暑い

コンクリートは熱を溜め込みやすく、夏場は暑くなりやすいです。

夜になっても暖まった建物はなかなか冷えず、外が涼しくても冷房が手放せないというケースも多いです。

 

本来断熱性に優れているため、冷房効率は悪くないはずなのですが、建物全体が太陽熱で強烈に暖められてしまう季節には外部からの熱が勝ってしまいます。

 

・カビが生えやすい

気密性が高いコンクリートの住まいは湿気にも注意が必要です。

 

木材が湿気をある程度吸ってくれる木造住宅とは違い、密閉された鉄筋コンクリート造の住まいには湿気の逃げ道がありません。

風通しや日当たりの悪い部屋はカビが生えやすくなるため、設計の段階から換気には注意する必要があります。湿気によってシロアリが発生して家の構造がだめになってしまうようなことはありませんが、カビはアレルギーなどの原因になります。

 

◯大成建設ハウジングのメリットは?

ここまでは鉄筋コンクリート造の住宅に観点をおいていしましたが、大成建設ハウジング以外にも鉄筋コンクリート造の住まいを扱っているハウスメーカーはあります。その中から大成建設ハウジングを選ぶ決め手にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

営業担当の対応が良い

注文住宅づくり成功の可否は、担当者との相性が大きく左右します。オーダーメイドの住宅を希望通りのものにするためには、円滑なコミュニケーションが欠かせないからです。どんなにいい家を建てるハウスメーカーに依頼したとしても、担当者とうまく話し合いが進められなければうまくいきません。

 

大手ハウスメーカーの営業担当は、ローコスト住宅の営業に比べて社員教育が行き届いており、全体的に対応力は高めです。その中でも大成建設ハウジングの担当はマメでしっかりした人が多いと評価されています。

話をきちんと聞いてくれる担当なら、安心して家づくりを進められます。

 

二世帯住宅にも対応

一つの建物に2つの家族が暮らす二世帯住宅には、一世帯の時とは違う気遣いが必要になります。

リビングや設備などをどれだけ共有し、どこを分離するかというのは二世帯住宅の快適さと価格を決める重要な部分です。家族の話し合いが重要になるのはもちろん、効率的に設計していくノウハウも重要になります。

また、防音性に優れた鉄筋コンクリート造の住まいは二世帯住宅に向いた構造です。

 

自由度が高い

間取りはもちろん、細かな設備などへの対応も柔軟です。

特注の家具や建具にも対応。暖炉などの設置も可能です。

 

低価格のハウスメーカーでは細かな対応や柔軟な間取りは期待できませんが、高価格帯のハウスメーカーだけあって、自由度は高く注文住宅らしい家づくりが可能になります。

 

アフターサービスが手厚い

点検や修理など、家を建てた後のサポート体制も充実しています。大手ゼネコンのグループ会社ですから倒産のリスクも非常に低く、長期に渡るサポートが期待できます。

 

◯安心感のある住まい

大成建設ハウジングのつくる鉄筋コンクリート造の住宅は、地震や津波、火事などの災害に強い住まいです。大切な家族を守るために、安心できる家が建てられるのを決め手に、大成建設ハウジングを選ぶという人が多いです。

 

ただ、やはり価格の高さはネックです。ローコスト住宅の坪単価が40万円台ですから、大成建設ハウジングの住宅は倍ほどかかることになります。

安全性や耐久性など長い目で見れば得という見方もありますが、大切なのは価格に納得できるかどうか。

自分が住宅に何を求めているのかを改めて考え直し、それに見合うだけの価格かどうかもう一度考えてみましょう。

 

また、夏の暑さや湿気対策など、鉄筋コンクリート造ならではの問題もあります。設計や設備の工夫でカバーし、快適な住まいになるよう、設計の初期段階から気をつけておく必要があるでしょう。

 

マイホームは非常に高い買い物です。特に鉄筋コンクリート造の住宅は高価になります。家づくりの計画にはより慎重になることが求められます。焦らずじっくりと進めていきましょう。

 

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