土地探しを始めると、「この土地の値段って高いの?安いの?」と迷いますよね。土地の価格にはいくつもの種類があり、どれを見ればいいのか分かりにくいのが正直なところ。この記事では、家を建てるために土地を買う人向けに、土地の価格の種類と、無料で相場を調べる方法をまとめます。
土地を買うときにいちばん参考になるのは、実際に取引された価格(実勢価格)です。国土交通省の「不動産情報ライブラリ」を使うと、近くで実際に取引された土地の価格を無料で調べられます。あわせて、公示地価・基準地価で地域の水準を、売り出し中の土地で今の相場感をつかむと、価格の判断がしやすくなります。
土地の価格は5種類ある
ひとつの土地に、目的のちがう価格がいくつもあります。「一物四価」「一物五価」と呼ばれることもあります。
| 価格 | どんな価格? | 誰が決める・いつ |
|---|---|---|
| 実勢価格 | 実際に売り買いされた価格(時価) | 取引ごとに決まる |
| 公示地価 | 土地取引の目安となる、標準的な土地の価格 | 国土交通省/毎年1月1日時点 |
| 基準地価 | 公示地価を補う、都道府県が調べる価格 | 都道府県/毎年7月1日時点 |
| 路線価(相続税評価) | 相続税・贈与税の計算に使う、道路ごとの価格。公示地価の8割程度が目安 | 国税庁/毎年1月1日時点 |
| 固定資産税評価額 | 固定資産税などの計算に使う価格。公示地価の7割程度が目安 | 市町村(東京23区は都)/3年ごとに評価替え |
家を建てるために土地を買うときは、実勢価格がいちばん大切です。公示地価や路線価は、地域の水準をつかむ「ものさし」として使いましょう。
無料で土地の相場を調べる3つの方法
地図から地域を選ぶと、実際に取引された土地の価格や面積、公示地価・基準地価などを無料で見られます。近い条件の取引をいくつか見て、1㎡(または1坪)あたりの価格をくらべましょう。
同じく不動産情報ライブラリなどで確認できます。毎年の変化を見ると、その地域の値動きの傾向もわかります。
不動産ポータルサイトで、希望エリアの売り出し価格を見ます。売り出し価格は「売主の希望」なので、実際の取引価格より高めのこともあります。
路線価を知りたい場合は、国税庁の「路線価図・評価倍率表」で調べられます。
相場を見るときの注意点
- 形や道路の条件で価格は変わる:旗竿地・不整形地・道路が狭い土地などは、相場より安いことが多いです(くわしくは旗竿地の記事へ)
- 建てられる家の大きさも確認:建ぺい率・容積率によって、同じ広さの土地でも建てられる家の大きさがちがいます(建ぺい率・容積率とは?)
- 土地代以外の費用:地盤改良、古家の解体、造成、給排水の引き込みなどで、追加の費用がかかることがあります
- 土地を買うときの諸費用:仲介手数料・登記費用などもかかります(諸費用の一覧)
「この土地で、予算内に家が建つ?」を相談したい方へ
スーモカウンターなら、土地と建物をあわせた予算の考え方を無料で相談できます。土地探しを手伝ってくれる建築会社を紹介してもらうこともできます。
予約はスマホで約1分・相談無料・オンライン相談OK
都道府県別:土地にかかるお金の目安
住宅金融支援機構の2025年度フラット35利用者調査では、土地付注文住宅を建てた人の土地取得費の平均は全国で約1,575万円でした。都道府県別では、東京都が約4,269万円、群馬県が約861万円と、大きな差があります。
地域ごとの数字は、東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・福岡などの県別ページにまとめています。建物と土地の割合は家を建てる費用の内訳もどうぞ。
よくある質問
Q. 公示地価と実際の価格、どちらを信じればいい?
A. 実際に買うときの目安になるのは、近くの実際の取引価格です。公示地価は「標準的な土地」の価格なので、形や道路などの条件がちがう土地では、ずれることがあります。
Q. 土地の値引き交渉はできますか?
A. 売り出してからの期間や、ほかに買いたい人がいるかなどによります。取引価格や近くの売り出し価格を調べておくと、交渉の材料になります。
まとめ
- 土地の価格には、実勢価格・公示地価・基準地価・路線価・固定資産税評価額の5種類がある
- 家を建てるために買うなら、近くの実際の取引価格がいちばんの目安
- 国土交通省の「不動産情報ライブラリ」で、取引価格や公示地価を無料で調べられる
- 形・道路・建ぺい率・追加工事も、価格とあわせて確認しよう
スーモカウンターでは、予算の考え方から、土地探しを手伝ってくれる会社選びまで無料で相談できます。
※土地取得費は、住宅金融支援機構「2025年度 フラット35利用者調査」の平均です。
※掲載情報は2026年10月時点のものです。
※当サイトにはプロモーションが含まれます。