テレビCMでも有名な3階建てのクレバリーホームですが、3階建ての家-LXシリーズの実際のスペックって気になりますよね?一般の住宅は2階建てが多いのに、3階建てにすることで耐震性能はどうか?とか、間取りの使い勝手など考えられます。そこで今回は、LXシリーズのスペックや評判について特集します。
クレバリーホームは地震に強い家を追求していることが特徴です。例えば、1階と2階を貫く通し柱により建物を強固に一体化した「SPG(ストロング・ポスト・グリッド)構造」があります。一般の複数階建ての住宅だと、階毎に柱が途切れます。
当然、途切れた柱同士を金物や組木で一体化しますが、構造的には弱くなっています。この柱を管柱と言います。一方、各階を通して1本の柱になっている場合、これを通し柱と言います。
一般の住宅では、通し柱は4本程度です。しかし、SPG構法では、通し柱の本数を通常の2、3倍とすることで、各階を強固に一体化した構造躯体を実現しています。特に、LXシリーズは3階建てです。3階分を一体化することで、地震や台風などの揺れや屋根にかかる荷重をスムーズに逃がし、高強度・高精度の木造住宅が実現できます。もちろん、一邸一邸、独自の構造計算を行います。必要な耐力に応じて部材の大きさを決めるので、無駄がありません。
LXシリーズの人気の1つが高い断熱性です。最近では、LOWーEガラスといって、二重ガラスの間に空気層を設けることで、熱を逃がさない工夫をしています。その他にも、LXシリーズの木造住宅であることが大きなメリットです。木は細胞内に多くの空気を含んでいます。空気は熱を逃がさない効果があるので、この空気層が断熱材の役割となります。
ですから、住宅を木で覆うことで冬でも暖かい家がつくりやすいのです。また、木の熱伝導率はコンクリートの約1/12、鉄の約1/480と低く、気温の低い冬場に触れても肌から熱が奪われず、心地よい温もりを感じられます。さらに、木は湿度が高くなると湿気を吸収し、低くなると水分を放出する性質もあります。木を構造材料とすることで、鉄やRC構造の住宅に比べ室内の湿度を安定させることができます。
クレバリーホームの住宅は3階建てのLXシリーズに特に人気があります。なぜなら、土地代が安くて済むからです。家づくりは建物本体よりも、むしろ土地代が高くつきます。しか
し土地を狭くすると家も狭くなる。しかし、3階建てとすることで土地代を抑えて延床面積を広くすることができるメリットを生みました。特に、この合理的な考え方が高い評価を得ています。比較的都市部に家を建てる人からの評判は高いようです。