マイホームの購入は人生の一大イベント、
二度とないこの機会、
こだわりを持った良い家を建てたいものですよね。
広々としたキッチンや明るいリビング、
趣味のためのスペースなど、
夢はどんどん広がります。
使いやすさやこだわりだけでなく、
安全性や安心感も重要なポイントです。
ただ、色々な希望が膨らむ一方で、
気になるのが予算の問題。
理想を形にしつつ、
適切な予算の範囲内に抑えて得手を建てなければなりません。
そんな方におすすめなのが、ハウスメーカー診断サービスです!
たった数分であなたに合ったハウスメーカーが見つかる便利なツール。
これを活用すれば、効率よく家づくりを進めることができます。
また今回は、
クオリティと価格のバランスが取れた、
ミドルクラスの価格帯のハウスメーカーについて
紹介していきます。
坪単価で考えると、
50万円台として広告などで紹介されているぐらいのものになります。
ミドルクラスのハウスメーカー5社を一挙紹介
クレバリーホーム
クレバリーホームは北海道・沖縄を含めた全国で注文住宅を取り扱っています。
フランチャイズ方式を採用しているハウスメーカーで、顧客対応や施工は地元の工務店が行います。
地域の特徴をよく知る地元の人が工事を請け負ってくれる一方で、アフターサービスや保証についてはハウスメーカーの規模を生かした継続が期待でき、工務店・ハウスメーカー双方の良い部分を併せ持っています。
ただ、やはり細かな対応力などは加盟店ごとに差が生じしやすく、評判や口コミをチェックする際は、必ず地元のものを確認するようにしてください。
クレバリーホームの住宅の特徴は、外壁タイルです。
タイル張りの外壁は、メンテナンスが簡単で修繕費用がかかりにくく、見た目が美しいという特徴があります。
一方で導入コストが高く、多くのハウスメーカーではオプションでの取り扱いとなっています。
クレバリーホームでは外壁タイルを標準仕様で採用しており、価格を抑えつつ外壁タイルの導入ができます。
家を建てる時には意識されることの少ない住宅の維持費ですが、外壁の張替えや再塗装にかかる費用は数百万円にもなります。
数十年後も快適に暮らすことのできる住まいを目指すなら、将来発生する維持コストも考慮して予算を考える必要があります。
その他にも、気密性・断熱性を重視した家づくりを行っており、省エネルギーで自然にも家計にも優しい住宅をつくることができます。
一条工務店
沖縄を除く全国で住宅を取り扱う大手ハウスメーカーの一つです。
家を建てた顧客からの評価が非常に高く、同規模のハウスメーカーの中では人気・評価ともにトップクラスの会社です。
特に免震・耐震住宅は一条工務店の大きな特徴で、これを決め手に一条工務店を選んだという人も多いです。
その他にも、高気密高断熱住宅・全室床暖房など、機能性を全面に押し出した個性の光るハウスメーカーです。
宣伝の際もそうした機能面を全面に売り出しているため、実際に家を建てた際のギャップも少なく、満足度の上昇に繋がっています。
一方、機能面・安全面では非常に優れたハウスメーカーではあるものの、デザイン面はやや弱く、シンプルな住宅が基本です。
間取りや仕様の自由度についても同価格帯のハウスメーカーに比べると低いです。
性能を考えればコストパフォーマンスの優れたハウスメーカーですが、機能よりも見た目にこだわりたい、個性的なマイホームにしたいという場合にはあまり向いていません。
ミサワホーム
沖縄を除く全国で注文住宅を取り扱っている有名ハウスメーカーです。
ミサワホームは南極での施工実績もあり、寒冷地仕様の住宅に大きな強みがあります。
高気密高断熱住宅は温度差の少ない快適な住環境を可能にするだけでなく、光熱費を大幅に削減し、毎月の支出を抑えることにも繋がります。
また、寒い地域だけでなく、暑い地域でも冷暖房効率の向上に貢献します。
ミサワホームでもう一つ有名なのが「蔵のある家」というCMでしょう。
ここで言う「蔵」は延べ床面積に含まれない収納スペースで、限られた敷地の中で収納を確保したり、居住スペースを広くとったりするのに役立ちます。
ただ、機能面で優れている一方で、価格帯としてはやや高めです。間取りに工夫をしたい場合や、どうしても追加したいオプションがあるという場合は予算オーバーになりやすいため注意しましょう。
ヤマダホームズ
ヤマダ・エスバイエルホームとヤマダウッドハウスの統合によってできたハウスメーカーです。
住宅スタイルや価格帯に別れた幅広い商品ラインナップが特徴で、好みに合わせた家づくりができます。
商品によって価格帯にはかなり開きがあるため、実際にどの程度のお金がかかるのかは、見積もりをとって確認するようにしてください。
幅広い商品を取り扱っているため「ここにはお金をしっかりかけたいけれど、ここはとことん簡略化したい」というメリハリのある家づくりも行いやすく、強いこだわりを持った人でも対応しやすいです。
保証が手厚いのも大きな強みで、なんと60年まで無償点検がついています。
普通、60年近い長期保証では有償のメンテナンスや点検が前提となっているハウスメーカーがほとんどです。
長期にわたる無償点検を行えるのは、それだけ住宅の耐久性や品質に自信があるという証拠だとも言えるでしょう。
住友不動産
戸建住宅の他、オフィスビルやマンション、リフォームなど幅広く取り扱う大手不動産会社です。
新築戸建住宅の取り扱いは全国で対応、営業拠点も100箇所以上とかなりの規模を持つ会社です。
価格帯としては真ん中ぐらいなのですが、取り扱い件数が非常に多く、設備や建材を一括仕入れできるため、同価格帯のハウスメーカーと比べて設備・内装のグレードが比較的高いです。
高級感のあるスタイルも非常に人気で、タワーマンションなどでも使用されるような高グレードの住宅設備と合わせて、ラグジュアリーな空間を演出できます。
一方で価格は高くなりやすい傾向にあるため、予算管理には注意が必要です。
昔はお手頃価格の戸建住宅が中心だったのですが、近年は高級感や品質を重視するスタイルに方向転換しつつあり、シンプルな住宅を望んでいる人にはややオーバースペックかもしれません。
顧客対応は非常に丁寧で、担当営業が途中で変更されることはなく、きめ細かな対応が期待できます。
また、担当営業マンは基本的に建設関係の有資格者で、建物に関する専門知識を有しています。
ハウスメーカーの担当が有資格者であることは珍しく、現場のことを理解している人間が間を取り持ってくれるのは大きな強みです。
「新築そっくりさん」という商品名でおなじみのリフォーム事業も手がけているため、将来住宅をリフォームする際の対応にも期待できます。
また、キャンペーンや決算前の値引きなども頻繁に行っているため、良いタイミングをつかめばお得に家を建てることもできます。
こだわりを見つけて理想の家づくりを
坪単価50万円台の注文住宅には、個性をつけたり機能にこだわったりする余裕があります。
ローコストハウスメーカーでは難しい、一歩進んだマイホームをつくることができるようになります。
ここで重要なのが、それぞれのハウスメーカーの特徴・得意分野とこだわりや理想がきちんとマッチしていることです。
相性の悪いハウスメーカーを選んでしまうと、思い通りにいかない部分が多くなったり、余計にお金がかかってしまったりします。
そのために必要となるのが、理想とするマイホーム像を明らかにしておくこと、そして各ハウスメーカーの特徴についてきちんと理解することです。