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住友不動産の注文住宅の評判と値引き

1.特徴

高い耐震性

住友不動産ではSPW工法・ニューパワーコラム工法・パワーキューブなどを採用することで住宅に高い耐震性を加えています。

SPW工法は、外壁の下地を通常よりも強度の高いものにして、外側から家を守る工法です。

ツーバイフォーの住宅は比較的地震に強いのですが、それにSPW工法を足すことで高い効果を得られるようにしています。

ただし、下地に手を加えることになるため、通常よりも外観の選択肢は狭くなってしまいます。

ニューパワーコラムは、建物の四隅を補強するものです。
鉄と木材を組み合わせた特殊なパネルを四隅に使用することで、ねじれへの耐性を高めます。

グラスウールの断熱材の内側に鉄と木のパネルが入ることになるため、壁の中の湿気や結露に注意しなければなりません。
この工法を採用する場合は合わせて防湿シートも必要です。

パワーキューブは住友不動産の開発した制震技術の名称です。
これは2階建ての家に使われるものです。

1階2階をそれぞれ鉄骨組の箱とし、その2つの箱に挟まれた緩衝材に地震の揺れを吸収させて揺れを減らす、というものです。
住宅用の免震装置の中でも大掛かりなもので、コストが高く、間取りにも影響が出ます。
導入については慎重になる必要があります。

幅広い事業

住友不動産では、新築住宅の他にリフォーム事業や不動産事業、ホテルの経営なども行っています。
そのため、新築ではなく、今いる住宅を直して住み続けたり、土地探しから協力してもらったりできます。
これは、もともと住友不動産が住友財閥の流れを汲んでいるため手掛ける事業の幅が広いのです。

特にリフォーム住宅は「新築そっくりさん」という名称で有名です。
新築そっくりさんではリフォーム価格を新築住宅と同じように坪単価で表示しており、新築する場合との比較がしやすいです。

新築そっくりさん公式サイトはこちら → https://www.sokkuri3.com/

ただ、リフォームするほうが新築するよりも安く済むとは限りません。
というのも、リフォーム住宅は規格住宅などと違って、元の家に合わせて材料を用意する必要があるためです。

ある程度は量産品を使えますが、それでもイレギュラーな部分は個別に対応していくしかありません。
壁や柱が腐食やシロアリ被害で傷んでいて、見えない部分の補強が必要になったり、リフォーム自体が難しかったりする可能性もあります。

加えて、会社としては利益の出る方をすすめてくるため、リフォームと新築、どちらが安上がりで将来的に得ができるのか判断は非常に難しくなります。
それぞれの長所と短所をしっかり把握したうえで決断しましょう。

高いデザイン性

ここでいう「デザイン」とは見た目の美しさや格好良さだけでなく、使う人の心地よさや便利さも含まれます。
住友不動産の住宅は、過去グッドデザイン賞を4連続で受賞しており、高いデザイン性は内外に認められたものになっています。

住友不動産の他にも、ミサワホームやダイワハウスなどでもグッドデザイン賞の受賞を目標の一つしているようです。

2.価格と坪単価について

坪40~60万円前後と、大手メーカーと比べても比較的安価な価格帯です。

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