サーラ住宅の注文住宅の評判と値引き

1.特徴

安定したグループ企業

サーラ住宅はサーラグループの一員です。サーラグループはガス販売からスタートした会社で、中部ガスという名前で東海地方の人には馴染みがある会社だと思います。

生活インフラであるガスが主な事業のグループであるため、グループの安定性は高く、倒産の心配はまずないと思って良いでしょう。
母体が安泰だからといって、住宅事業からの撤退がありえないわけではないですが、会社そのものがダメになる心配がないのは安心要素です。

住宅部門は年間100棟ほどの売上規模ですが、グループとしては東証・名証2部に上場しています。また、サーラグループには住宅部門以外に、物流や引っ越し、不動産などの部門があります。

住宅の購入に際して必ず発生する引っ越しなどの手配も同じグループないで済ませることができるというのは大きなメリットです。

 >>ハウスメーカー選びのコツ

選べる断熱工法

サーラ住宅の特徴といえば「ソーラーサーキットの家」です。ソーラーサーキットの家に使われている工法は、もともとカネカが開発したもので、平成20年には株式会社ソーラーサーキットの家という名前でカネカから分かれています。

ソーラーサーキットの家は高機能ではあるのですが、維持管理が難しい面があり、住む人にも一定の知識が要求されます。そのため、めんどくさがりの人や忙しい人には向かないかもしれません。
ただ、サーラ住宅では、ソーラーサーキット以外の工法も採用しているため、ソーラーサーキットの家以外を建てたいという要望にも答えられるようになっています。

外断熱工法と壁体内通気工法をあわせたり、充填断熱+壁体内通気工法などをあわせたりすることができます。

普通、コストを抑え、効率化するために工法を一本に絞るメーカーがほとんどです。

その中で、購入者に幅広い選択肢を用意しているサーラ住宅は親切です。

外装や内装などを選択できるメーカーは多いですが、断熱方法まで選択できるメーカーは稀です。地域や立地にあった断熱方法を選べるのはとても大きな特徴であると言えます。

2.評判

「ソーラーサーキットの家」とは?

サーラ住宅の評判として耳に入るのは「ソーラーサーキットの家」についての評判です。
では、このソーラーサーキットの家というのはどのような仕組みの家なのでしょうか。

ソーラーサーキットの家は、外断熱工法と二重通気工法を合わせた住宅です。
後のSB工法SA-SHEの家にも近い形の住宅です。

外断熱工法によって高気密・高断熱が施されます。また、壁の中の通気性を良くすることで、夏や冬をより快適にすることを目指しています。

高断熱・高気密の家の欠点として、夏暑くなりやすいというものがあります。

外からの熱は遮断されているため、夏も暑くなりにくいと思いやすいのですが、熱というのは何も外から来るだけではありません。

試しに冷蔵庫の側面を触ってみてください。かなりの熱を持っている部分があると思います。

冷蔵庫だけでなく、テレビなどの電化製品などが熱源となります。照明や人間も十分な熱源となります。

しかも、断熱仕様のため中で発生した熱がと外に逃げることもできず、熱がこもってしまうのです。

この暑さ対策として利用されるのが、室内の空気と比べて比較的冷たい床下の空気です。

冷たい空気を取り入れ循環させることで、夏場も快適にすることを目指しています。

しかし、床下には湿度も溜まりやすく、本当に自然のエネルギーだけで涼しくなるのか疑問が残ります。

というのも、温度を下げるよりも湿度を下げることのほうがエネルギーを必要とするためです。

エアコンの機種にもよりますが、冷房と除湿、同じ設定温度なら冷房のほうが少ない電気代ですみます。

暑さを感じる原因には、気温だけではなく、湿度も深く関係します。湿度が高いと汗が蒸発しづらくなるためです。

そのため、夏場の湿度は60%ほどにおさえるのが快適だとされています。温度が下がっても湿度が上がってしまっては、涼しいと感じることはできないのです。

高気密・高断熱の住宅では、外気の影響を受けづらくなるため、冷房の効果はそうでない家よりも効率的です。

しかし、湿度が高い条件下ではエアコンの効率はぐっと下がってしまうのです。

環境や機種にもよりますが、28度を冷房で維持するのに一月で5000円程度だとすると、湿度60%を維持するのにはその6倍以上の費用がかかります。

ソーラーサーキットの家では、夏場床下の空気を取り入れる前提の構造になっているため、湿度の高い日は却って効率が悪くなってしまう可能性が高いです。

自然な空気の流れを利用すると聞くと、非常に画期的で自然にやさしい仕組みのように聞こえますが、使い方によってはかえって損をしてしまう可能性があることを知っておく必要があります。

人によっては湿度が60%でも70%でもあまり気にならないかも知れませんが、暑さや湿気に弱い人はよく考えて導入した方が良いです。

また、冬場の運用にも以前は注意が必要でした。

当然のことながら、冬場に床下の空気を取り入れればいっそう寒くなってしまいます。

そのため、空気の取り込み口には取り込み量を調整するためのダンパーが設置されています。

この調整が以前は手動式になっており、いちいち自分で調整する必要がありました。今では電動で動くようになりましたが、手動時代はあまり評判が良くなかったようです。

自分で温度・湿度管理をすることに抵抗がない人にとっては、好評のシステムですが、そうでない人にはハードルが高めです。

また、ソーラーサーキットのシステムを導入するためのコストが高く、本当にコストに見合った効果が得られるかどうかをよく考える必要があります。

また、複雑なシステムのため、きちんとしたメンテナンスが必須です。一部ではアフターサービスが不十分だったという評判も耳にします。

メンテナンスについては定期的な巡回が行われているため、通常ならばあまり問題は無いのですが、事前に意思の疎通ができていないとこうした不満が発生しがちです。

幸い、サーラ住宅では複数の断熱工法から選ぶことができます。

広告や宣伝をうのみにするのではなく、本当にソーラーサーキットの家が向いているのか、よく考えることが必要です。

3.価格と坪単価について

商品によって坪単価が異なります。モダンでスタイリッシュな外観が特徴の「イスム」は坪45~55万円、それ以外の商品は坪55~70万円ほどになります。

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