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一戸建て

平屋住宅で暮らすメリットとデメリット

ここ最近で注目されているのが「平屋」です。平屋と言えば、昔はたくさん見たのに、最近ではかなり少なくなっているものですね。二階のある住宅の方が多くはなっていますが、なぜ、平屋が再び注目されているのでしょうか。
その端的な理由は、高齢者層からの再支持を集めているからです。これまでの高年齢層の住み替えは戸建て住宅だと大きすぎることから、アパートやマンションなどが主流だったのですが、今では高気密、高断熱な住宅が注目を浴びており、その矛先として平屋が注目されているのです。
平屋は夏は涼しく、冬は暖かいシンプルなもので、老後の健康にもとってもいいことから、特に高年齢層からの圧倒的な支持を得ています。
それ以外にも、平屋にはメリットがありますが、当然デメリットも存在しますので、そのどちらもを考えた上で、これから平屋住宅にするかどうかを考えるといいでしょう。

●平屋住宅で暮らすメリットは?
平屋住宅における、最大のメリットは1階建てという点です。1階部分だけで、全ての暮らしを完結させられる利便性とシンプルさは、高年齢層には非常にピッタリです。
高年齢層が何よりも苦痛を感じるのが、階段の上り下りです。若いころは階段上り下りは全く気にならなかったのに、会社を退職したころから膝が痛くて大変、というのはよく耳にすることですね。
なので、2階部分で生活をしていたり、マンションやアパートのような階段を登ることがほぼ必須な住宅だと、日々の生活に苦痛を感じることも多いようです。
ですが、ワンフロアで生活ができれば、無駄のないコンパクトな暮らしが可能になります。
また、2回が無ければ、掃除をする手間も軽減することができますし、階段スペースが無いので、間取りに自由が効くようにもなります。
生活が楽になることは非常に嬉しい事ですね。

●平屋住宅のデメリットについて
さて、次はデメリットです。真っ先に挙げられるデメリットは、割高になってしまうことです。同じ坪数の十tカウでも、平屋と二階建てとでは、基礎も屋根面積も二倍になってしまうので、平屋の方がたくさんお金が掛かってしまうんですね。
また、平屋を建てるためには、広めの土地も必要になります。平屋は生活の全てを1階部分に収める必要があるので、最低限の広さを備えるためには、二階建て以上の土地が必要んあってしまうのです。
それに、最低限の広さであっても、平屋は十分な広さとなることが少なく、そうなると窮屈な生活を余儀なくされてしまうので、それなりの広さが無いと暮らしやすいというメリットも相殺されてしまうのです。
また、高齢者層以外の弱年齢層からも平屋は人気があるのですが、そのような人達、特にこれから子供が増えるような可能性のある人達にとっては平屋はあまり向いていません。子供が増えると単純に生活スペースが減るわけで、平屋の生活スペースの限界は二階建てよりも圧倒的に少なくなってしまいますので、将来性を考えれば単純な平屋はあまり向いていないのです。

●二階建てから平屋にリメイクすると暮らしやすくなるかも
ただ、将来のことを考えれば、二階建てでも平屋でもデメリットは存在しますね。自分が高年齢になれば、二階建てでの生活は苦しく、これから家族が増えることを考えると、平屋は部屋数などが少なく狭いことがデメリットです。
しかし、住宅というものはリフォームをすることができるものです。なので、弱年齢層の方が住宅を建てる、購入するのであれば、少し先のことを考えて、二階建てにしながらも、二階部分には子供が生活するスペースを中心に置いて、その他の生活に必需な機能は一階部分に集めておくといいでしょう。
そして、子供たちが一人立ちしたころに、二階部分を無くして、平屋だけにすれば生活がし易くなりますので、そのような臨機応変に対応できる住宅にしておくといいでしょう。

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ゆかいえ

子供:2人(7歳、4歳) アラフォーのワーキングママ。FP2級(ファイナンシャルプランナー)。わたし自身の家づくりでは情報収集に苦労したので、これから家を建てる方に当サイトが少しでも参考になるよう情報を配信中です。マイホームに関する質問や不明点などある方は公式LINEよりお気軽にコメント下さい♪

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