近鉄不動産の注文住宅の評判と値引き

1.特徴
●分譲地が中心
近鉄不動産の販売する住宅は分譲地が中心になります。そのため、土地を探す所から始める人にはバラバラに土地と家を用意する必要もなく便利です。住宅地の開発による物件が多く、周囲も近鉄不動産の物件となるため同じような雰囲気の家が並ぶ町並みになります。統一感のある風景は好みが分かれる所ですが、突然隣に大きなマンションが立つなどの心配が無いのはありがたいかもしれません。反対に、すでに土地の用意がある場合や、建て替えを検討している場合のメリットは小さいでしょう。
地域としては近畿地方や近鉄の沿線が主となります。特に、奈良県では外断熱住宅の施工実績でトップのシェアを誇っています。利便性の高い地域の物件も多いのも好まれる理由の一つでしょう。またマンションなどの販売実績も豊富で、戸建てに限らず住まいを探している人には力強い存在です。
近鉄グループの一員であるのも強みです。まず倒産の心配はないとみて良いでしょう。ただし、住宅事業からの撤退の可能性が0であるとは言い切れず、大きい会社だからといって過信するのは危険です。

●高気密・高断熱住宅
建物についての特徴は大きく分けて2つあります。
一つは「Air Wood」という高気密・高断熱住宅です。Air Wood工法を採用した住宅で、省エネ住宅として近鉄不動産が力を入れて販売しています。断熱についてはフェノールフォームを構造材に外張りしていく方法で効果を高め、気密性については断熱材の間を気密テープで塞ぐことで高めています。
もう一つは、構造用面材に無機質材を使用しているということです。無機質材とは、炭素を含まない物質(金属やガラス、鉱石など)から作られた材料です。普通、面材には合板を用いるのですが、木製の合板にはいくつかの欠点があります。合板は火災に弱く、シロアリの被害に合う可能性があります。また湿気にも弱く結露やカビ発生の原因にもなります。そのため住宅の外周を囲む材料として、無機質材を利用することは住宅の安全性や耐久性を高めることに繋がります。

2.評判
●口コミ情報が少なめ
近鉄不動産の住宅を考える際にネックとなるのは、ともかく口コミが少ないことです。評判をあまり聞かないと、不安になってしまう人もいるかもしれません。しかし、評判というものは悪いものの方が目立ちやすく、良い物は目立ちにくいものです。そもそも、特に不満がなければ声を上げようとも思わないというのが普通でしょう。近鉄不動産は年間400棟ほどの販売があり、また近鉄グループの一員であるため決してマイナーな会社ではありません。また、分譲が中心となると、ある程度閉鎖されたコミュニティの中での評判になりやすく、あまり外に評判が聞こえづらい面もあるかもしれません。
実際、近鉄不動産の住宅を購入した人の感想を聞いてみると、ほとんどの方が特に不満もなく満足されているようです。ただ、年間400棟の売上があるのに対して、資格者の数が少なめという話も聞きます。実際に近鉄不動産の分譲地を訪れたり、購入した人の話を聞いたりしてみるのも手です。

●建物自体は可もなく不可もなく
住宅そのもの評判は、普通のようです。マンション販売や土地開発も行っている企業なだけあり、立地に恵まれた物件が多く、便利な場所に住みたい人にはうってつけかもしれません。価格についても妥当な値段であるといえます。一方で、建物については、住宅の機能などに力を入れている大手のハウスメーカーと比べると、やや劣るようです。これは近鉄不動産に限らず、鉄道系のハウスメーカーにはよく見られる傾向です。建売よりは上、大手の充実した仕様の住宅よりはやや下、という位置づけです。
また、規格住宅が主であるため、便利な位置に合理的な家を建てたいという場合には向きますが、個性的でこだわりの家を建てたいという場合には向きません。効率を重視するのか、機能性を重視するのかなど、住宅に何を求めているかを明らかにすることが重要です。

3.価格と坪単価について
「きんてつの家」の坪単価はおおよそ坪60~65万円となります。これに上記の「Air Wood」を追加すると坪単価が上がるのですが、光熱費をおさえ家を長持ちさせることを考えると、導入したほうが長い目で見て結果的に得をするかもしれません。また長期優良住宅の場合は坪65~70万円です。
また、住宅の購入の際は建築費の他にもお金がかかることを忘れないようにしましょう。空調・照明・カーテンなどの内装、庭や塀など外構にもかなりの費用がかかります。少なくとも400万円は予算に余裕を持っておくべきです。

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