住宅ローン固定金利と変動金利の違い。どちらを選ぶのが良い?

住宅ローンには固定金利と変動金利のものの2種類あります。

固定金利の場合、金利は最初から最後まで変わりません。
借りた時点の金利がずっと適用されます。変動金利の場合、半年ごとに金利の見直しがあります。

住宅ローンでは非常に大きな金額を借りることになるため、金利の影響が大きく出ます。
固定金利を選ぶか変動金利を選ぶかで最終的な返済金額が大きく変わる可能性があります。

住宅ローンをこれから組もうとしている人にとって、どちらの金利を選ぶかは非常に大きな問題です。

変動金利は借りはじめの金利が低いものの、常に金利が上がる可能性があるため、ハイリスクで危険だというイメージが抱かれやすいです。
変動金利は危ない、固定金利なら安全と決めてかかっている人も少なくありません。

しかし、変動金利にもメリットがあり、固定金利が常に優れているとは限りません。当然、固定金利にもデメリットがあります。
固定金利・変動金利それぞれの特徴や長所・短所を見ながら、自分に合うのはどちらのタイプか考えていきましょう。

固定金利の特徴

固定金利の場合、金利の変動はなく借りたら最後まで同じ金利が適用されます。
最初から総返済額が正確に分かるため、毎月の出費がいくらになるのかもはっきりと把握できます。
返済額が変わってしまう心配はなく、返済計画が立てやすいというメリットがあります。急な出費やトラブルがあった時にも対応しやすいです。
返済計画で失敗する恐れが少なく、安定性を求める場合に向いています。

固定金利のデメリットは、借りはじめの金利が変動金利より高く、金利が下がる可能性もないということです。変動金利ならば借りはじめよりも低い金利になる期待もできますが、固定金利ではその期待を諦めなければなりません。

固定金利の住宅ローンとしてよく挙げられるのが住宅金融支援機構のフラット35です。フラット35は固定金利だけでなく、比較的借りやすいという特徴もあります。

変動金利の特徴

変動金利の場合、金利は半年に一回見直されます。
変動金利の特徴は借りはじめの金利が固定金利よりも低いということです。

例として、三菱東京UFJ銀行の住宅ローンを見てみましょう。
固定金利の場合、借入期間30年で年1.245%、最も借入期間が短い11年でも1.145%です。
一方、変動金利の場合は0.600~1.075%となっており、固定金利よりもずっと低い金利で借り入れができます。

住宅を購入するとなると、他にも引っ越しや家財道具など様々な出費が発生します。出費の多い時期に住宅ローンの返済額が少なくなるのはありがたいです。

もしこの低金利が完済まで続けば大幅に返済額を抑えることができるのですが、もちろんそううまくいくとは限りません。
半年後、1年後の金利であればともかく、10年20年先の金利がどうなるかは誰にも分かりません。金利が下がる可能性もありますが、大幅に上がってしまう可能性もあります。
返済額がいくらになるか正確には分からないため、返済計画が建てにくいのが変動金利の欠点です。
住宅ローンは返済額が大きく返済期間も長いため、金利の変動による影響も大きいです。

変動金利は固定金利に比べるとリスクがあるだけでなく、細かな規則やルールもあります。安易に金利が安いからと選択してしまうのは危ないです。
変動金利の住宅ローンをうまく活用するためには、その特性をしっかりと理解し納得した上で組む必要があります。

固定金利と変動金利のどちらを選ぶべきか

住宅ローンを組もうとしている誰しもが悩むこの問題ですが、誰にでも当てはまる完全な答えはありません。
ここまで説明してきたように、固定金利にも変動金利にもそれぞれの長所・短所があるためです。
では、どんな場合に固定金利が向いていて、どんな場合に変動金利が向いているのでしょうか。

・固定金利
固定金利は返済計画が立てやすいのが特徴です。
しっかりと返済計画を建てて挑みたい場合や、返済に余裕がなく金利が上がると困る場合に向いています。
変動金利に比べると返済開始直後の返済額は多くなるため、自己資金に余裕がない場合は気をつける必要があります。
変動金利のリスクを背負いたくない人や、金利の上下に一喜一憂して疲れたくない人にも向いています。

・変動金利
変動金利は最初の返済額が少ないため、住宅購入当初の資金計画にある程度のゆとりが欲しい場合に向いています。
ただし、今後金利が上がってしまう可能性があるため、ある程度返済に余裕がある人に向いています。
また、変動金利には固定金利にはないルールやリスクがあるため、ローンを組む前にはある程度の勉強が必須になります。

納得できる住宅ローン選びを

固定金利を選ぶべきか、変動金利を選ぶべきかは、住宅購入者にとって永遠の問題です。
将来の金利がどうなるかは誰にも分からず、絶対の正解はありません。

住宅ローン選びで失敗しないためには、それぞれの特徴を正しく理解し、自分にあった方を選択することが大切です。
住宅ローンの返済は高額で長期の返済になります。その場の金利の高低で安易に選ばず、しっかりとした知識をもって選ぶようにしましょう。

よく読まれている人気記事

1

結婚して、子どもが生まれたことをきっかけに新築一戸建ての購入を考えるようになった。 だいすけ「こどもが大きくなったら広い部屋と庭が必要。絶対に家は買ったほうがいいよ。」 と妻に意気込んで相談した。 み ...

2

マイホームを持つのは人生の中でも大きな目標になります。 しかし、実際マイホーム購入のために行動を開始しようとしても、一体何から手を付けていいかわからないもの。 そんな時に多くの人が利用しているのがCM ...

3

ハウスメーカー、工務店はテレビCMでみるような代表的な業者だけでも、無数に存在しています。業者選びに失敗すると、注文住宅で失敗する確率は極めて高くなってしまいます。 たくさんの業者の中から自分にあった ...

投稿日:

Copyright© 注文住宅で失敗しないための備忘録【2018年10月版】 , 2018 All Rights Reserved.