アキュラホームの注文住宅の評判と値引き

●ローコスト住宅
1.特徴
アキュラホームの注目したい点といえばローコストであるということです。高額な買い物である住宅を安く販売する秘密は、建築材料を安く仕入れていることにあります。大量の材料を一気に仕入れることで単価を下げ、そのことで住宅の低価格化に成功しています。商店街のお店より、大手スーパーの方が値段の安いことが多いのも、この仕入れ量と仕入れ値の違いによるものです。同じように、工務店とハウスメーカーでは仕入れにかかっているコストが大きく違っているのです。この価格差は最低でも2割、ものによってはそれ以上の違いがあるようです。

資材価格を押さえることで価格を安くしているため、あまり仕入れないような材料を使うと当然値段は上がってしまいます。標準の住宅であれば概ねカタログ通りの価格で済みますが、こだわる部分があったり、標準では不足しているものがあったりする場合には注意が必要です。これは、アキュラホームにかぎらず、低価格を謳っているメーカーはどこも同じように標準住宅以外は高くなってしまいやすいです。そのため、どうしても譲れない部分がある場合は、もう少し価格帯の高いメーカーに依頼したほうが結果的に安くすむ可能性があります。住宅に何を求めているのかを予めはっきりさせておくと、住宅メーカー選びをスムーズに進めることができます。

アキュラホームの材料をまとめて購入する仕組みは「アキュラシステム」と呼ばれ、他のメーカーに先駆けて住宅の低価格化を進めてきました。「ジャーブネット」という工務店を繋ぐネットワークを用いて大量に資材を購入することを可能にしました。大量購入した資材で作る住宅を標準とすることで、坪単価を抑え、広告でも目を引くことができるようになりました。
このアキュラホームの戦略と、同じような路線で営業しているのがタマホームです。実はこのタマホーム、以前はシャーブネットに加入していたのです。

アイフルホームの行うフランチャイズ方式と、ジャーブネットは少し異なります。あくまでも各工務店を繋ぐことが目的であるため、フランチャイズ制に比べて各工務店の個性が強く出る傾向にあります。それぞれの工務店がもつ技術を活かすことができるため、メリットの多い仕組みに見えますが、同時に工務店毎の差も大きくなります。大手のハウスメーカーを選択する理由の一つである「安心感」とは相反する面もあり、悩みどころでもあります。

最近はアキュラホームと同じような方法で住宅価格を下げる会社が増加しています。アキュラホームは価格の安さ以外にはこれといって秀でた部分もなく、価格競争の中で厳しい位置づけになりつつあるようです。価格競争の中で、最近では低価格だけではなくそれにどのような付加価値をつけるかが会社選択の大きなキーポイントとなっています。例えば、住宅価格以外にも必要になる照明や空調などの金額を示してくれる富士住建や、低価格ながら高気密で断熱性も高い住宅を提供するアエラホームなどです。アキュラホームもこのような付加価値をいかに提供できるかが今後の生き残りを左右する可能性が高いです。
とは言え、やはり価格の安さが大きな魅力であることは変わらず、少しでも安く住宅を購入したい人にとって魅力的なメーカーであることには変わりません。

2.評判
●対応に差
アキュラホームの評判としてよく聞くのは、地域によって対応に差があるということです。
特に今は全国に支店を広げているタイミングのため、地域によっては人材が十分に育っていないようです。これはハウスメーカーに限った話ではなく、新しく参入した地域では人材にムラがあり、人の出入りも激しい傾向になります。そのため、営業地域を広げている最中の会社の評判は悪くなりやすいです。5年ぐらい経てば、評判の悪い部分は自然と淘汰されてゆくはずなので、今よりも対応が安定してくるかと思います。
地域ごとにムラがあるため、他の地域の評判はあまり参考にならない可能性が高いです。実際に営業の人と話してみたり、現場を見学して実際の様子を確かめてみたりしたほうが安心です。

●建物の評判は◎
住宅そのものの評判は良いようです。値段が安いのは、一括仕入れによるもので、粗悪な資材を使っているからではありません。住宅に不満を持っている人の多くは、完成した住宅と自身が思い描いていたものにギャップがあることがほとんどです。アキュラホームでは打ち合わせの際に、営業担当だけではなくインテリアコーディネーターや設計担当なども同席することがあります。専門家に直接質問する機会があるのはとてもありがたいです。疑問や不安点を解消できる場が用意されているため、絶対に活用したいところです。
住宅購入は人生で最も大きな買い物の一つです。決断しなければならないことも多く、迷う場面もあるかもしれませんが、よくわからないまま進めてしまうことのないようにしましょう。

●倒産を心配する声も…?
また、アキュラホームの評判を調べて見ると、倒産するのではないかという心配を挙げているのを見かけます。これは全く根拠のないもので、噂が一人歩きしている部分があるようです。むしろここ最近は販路を広げていく方向にあり、倒産とは真逆の方向にあると言っても良いです。社員数も十分で、知名度も悪くないです。
確かに、景気や増税の影響からか新規住宅着工件数は業界全体で伸び悩む傾向にあり、住宅の低価格化競争も進んでいることから、どのハウスメーカーも売上を伸ばしにくくなっています。そのため、特に家を立てている最中の人にとっては、メーカーの倒産というのは特に恐ろしいものになってしまっています。万が一建築中に会社が倒産してしまい、途中で止まってしまう時に備え、できているところまでを支払う出来高払いにする、住宅完成保証制度を利用するなどの対策をとっておくと安心できます。

3.価格と坪単価について
カタログ上では坪30万円~となっています。多くは坪50万円程度となる場合が多いです。
また「新住まい55」という商品では、550万円からという超低価格の住宅を提供しています。これはジャーブネット加盟店でも販売されている商品のため、加盟店が近くに有る場合は検討しても良いでしょう。コストパフォーマンスを限界まで追求した住宅のため、融通が効かない部分はありますが、長期優良住宅認定にも対応しており魅力的な商品であることには変わりません。

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